Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
サンプルファイルを表D-1に示します。HP-UXの場合,サンプルファイルの格納位置は,/opt/HiOODB/sample/になります。
表D-1 サンプルファイル
サンプルファイルの種類 サンプルファイルの格納位置 初期設定パラメタの作成用サンプルファイル /usr/HiOODB/sample/esetnc.sample 構成変更パラメタの作成用サンプルファイル 再構成パラメタの作成用サンプルファイル カーネルパラメタの変更情報の作成用サンプルファイル 再編成パラメタの作成用サンプルファイル /usr/HiOODB/sample/esetr.sample
- <この項の構成>
- (1) 初期設定パラメタ,構成変更パラメタ,再構成パラメタ又はカーネルパラメタの変更情報の作成用サンプルファイル
- (2) 再編成パラメタの作成用サンプルファイル
(1) 初期設定パラメタ,構成変更パラメタ,再構成パラメタ又はカーネルパラメタの変更情報の作成用サンプルファイル
初期設定パラメタ,構成変更パラメタ,又はカーネルパラメタの変更情報の作成用サンプルファイルを次に示します。また,初期設定パラメタ,構成変更パラメタ,又はカーネルパラメタの変更情報の作成用サンプルファイルの内容を表D-2に示します。
- 初期設定パラメタ,構成変更パラメタ,再構成パラメタ又はカーネルパラメタの変更情報の作成用サンプルファイル
#************************************************************** #* All Rights Reserved, Copyright (C) 1996,2001,Hitachi,Ltd. #* Licensed Material of Hitachi,Ltd. #************************************************************** # esetnc.sample # # パラメタを無効にする場合には,パラメタの先頭に # をキーインし # て下さい。 # # # 全プログラムに共通する定義(必ず指定して下さい)。 # # RecoULPathパラメタは-sオプションの時に有効ですが,指定省略し # た場合,/usr/OMSDBを仮定します。 # SchemaName = gmax # データベース名称 TotalUser = 100 # システム全体のユーザ数(1〜99999) LocalUser = 10 # このサーバをホームサーバとする # ユーザ数(1〜5000) MemorySize = 128 # ハードウェアに実装されたメモリサ # イズ(64〜2048) SSSWide = NO # 性能優先モード ObjMultiChk = NO # マルチサービス対応 ObjOMSID = al # OMS識別子 MasterDBPath = /usr/OMSDB # Object Serverが使用するデータベー # スパス名 RecoULPath = /usr/OMSDB # 再構成のデータベースのアンロード先 # パス名及びワークファイル作成ディレ # クトリパス名 # <プログラムの選択> # データベース初期設定用パラメタを作成する場合は,使用するプロ # グラムにYESをそれ以外にはNOを指定します。データベース構成変 # 更用パラメタを作成する場合は追加するプログラムにYESをそれ以外 # にはNOを指定します。 # Address,Mail,Workflow,Documentのうちどれも選択しなかった場 # 合,出力ファイルはesetknlのみになります。 # Address = YES # 電子アドレス帳を使用又は追加します。 Mail = YES # メールを使用又は追加します。 Workflow = YES # ワークフローを使用又は追加します。 HighendWorkflow = NO # ハイエンドワークフローを使用又は追加 # します。 WFDomain = NO # ワークフロードメイン間連携機能を使用 # 又は追加します。 Document = YES # 文書管理を使用又は追加します。 HighendDocument = NO # ハイエンド文書管理を使用又は追加しま # す。 Schedule = NO # スケジュール管理を使用又は追加します。 Facilities = NO # 施設管理を使用又は追加します。 SystemManager = NO # 統合運転席を使用又は追加します。 AgentServ = NO # エージェントサーバを使用又は追加しま # す。 AgentMailOpt = NO # エージェントメールオプションを使用又 # は追加します。 AgentMailServer = NO # エージェントメールサーバを使用又は # 追加します。 AgentMailFunc = NO # エージェントメールファンクションを # 使用又は追加します。 AgentDocMan = NO # エージェント文書管理サーバを使用又 # は追加します。 WorkflowAgent = NO # エージェントワークフローサーバを # 使用又は追加します。 WWW = NO # World Wide Webを使用又は追加します。 RemoteInstall = NO # リモートインストールを使用又は追加し # ます。 # # 電子アドレス帳の定義 # ADDataBasePath = /usr/OMSDB # 電子アドレス帳が使用するデー # タベースパス名 ADAllOrganization = 7 # 全組織数(1〜9999) ADUserDefineAverage = 1 # 1ユーザ当たりのユーザ任意情報 # の定義数の平均(1〜8) # # メールの定義 # MAAddressesPerMail = 2 # 送信メール1通当たりの宛て先数の # 平均(1〜999) MAAllMasterNotice = 6 # 全マスタ掲示板数(1〜9999) MARecivedMailsInBox = 60 # 1つのメールボックスが保持する受信 # メール数の平均(1〜999) MASentMailsPerHead = 5 # 1人が1日に送信するメール数の平均 # (1〜999) MARecivedMailsPerServer = 107 # サーバ1台が1日当たりに受信するメ # ール数の平均(1〜999999) MAEMailAveLength = 50 # E-mailアドレスの平均長(1〜256) # # ワークフローの定義 # WFDataBasePath = /usr/OMSDB # ワークフローが使用するデータベー # スパス名 WFWorksPerDay = 500 # 1日当たりのワーク数(1〜9999) WFStoppedDays = 10 # ワーク処理日数(1〜999) WFSavedDays = 7 # ワーク保存日数(1〜999) WFDefNodesPerBP = 10 # 1ビジネスプロセス当たりのノード数 # (1〜999) WFAllDefBP = 50 # ビジネスプロセス定義数(1〜9999) WFCasesPerWork = 1 # ワーク内のケース数(1〜999) WFDocumentsPerCase = 1 # ケース内の文書数(1〜999) WFAllRoll = 100 # ロール数(1〜9999) WFLoginUsers = 10 # 最大ログインユーザ数(1〜4096) WFSession = 2 # 1ユーザ当たりの同時接続セション数 # (1〜5) WFCash = 5 # キャッシュメモリサイズ(1〜32) WFDatabaseAccess = 2 # ワークフローデータベースの同時アク # セス数(1〜32) WFMultiServer = 32 # マルチサーバの総サーバ数(0〜400) WFLoginUser02 = 32 # 管理者用最大ログインユーザ数 # (1〜200) WFDomainCase = 0 # 1日当たりのドメイン間連携ノードに # 到達するケース数(0〜8000) WFDomainWork = 0 # 1日当たりのドメイン間連携機能で投入 # されるワーク数(0〜9999)。ただし,1 # 日当たりのワーク数の内数で指定 WFDomainSave = 2520 # ワークフローの環境設定の「ドメイン # 間連携管理情報最大保存期間」で指定 # した値(0〜70560) WFWorkIdSaiban = NO # ワークID採番用管理情報遅延更新機能 # を指定 WFWorkObjnum = 1 # ワーク下のオブジェクト数(最大値) # (1〜32767) # # 文書管理の定義 # DMDataBasePath = /usr/OMSDB # 文書管理が使用するデータベースパス名 DMAccessDocumentPerUser = 2 # 1ユーザ当たりの同時アクセス文書数 # (1〜999) DMAllFormDocNum = 0 # 全フォーム文書数(0〜1000000) DMDocKeepVersion = 2 # 文書当たりに保持するバージョン数 # (0〜99) DMAllIndex = 12 # 分類,分類索引の総数(0〜1000000) DMRegularDocNum = 500 # 全文書数(一般文書のみ)(0〜1000000) DMFormDBNum = 0 # フォーム文書データベース数(0〜5000) DMRegularDBNum = 50 # 一般文書データベース数(0〜5000) DMHaifuGroupNum = 6 # 配布文書グループ数(0〜1500) DMTorikomiDocNum = 0 # 配布で取り込まれた文書の総数 # (0〜1000000) DMStringAttrPerDocDB = 0 # 1つの一般文書データベースの文字列型 # ユーザ定義属性数の平均値(0〜100) DMStringAttrPerFormDocDB = 0 # 1つのフォーム文書データベースの文字 # 列型ユーザ定義属性数の平均値(0〜100) DMAllFolder = 15 # フォルダ数(2〜1000000) DMLoginUserNum = 10 # 同時にログインするユーザ数(1〜256) DMGroupAccess = NO # 複数グループアクセス権の可否 # # スケジュール管理の定義 # SCAllOrganization = 7 # スケジュール管理の全組織数(1〜9999) # # 施設管理の定義 # SCAllRank = 5 # 施設を登録した全階層数(1〜9999) SCFacilities = 30 # 当該サーバに登録する施設数(1〜10000) # # エージェントサーバの定義 # AGClassB = 8 # 同時に動作するエージェント数 # (クラスB)(1〜32) AGClassC = 4 # 同時に動作するエージェント数 # (クラスC)(1〜32) AGPPServerNum = 8 # 接続するPPサーバ数の最大(1〜64) AGMaxUserNum = 16 # 同時に接続するユーザ数の最大(1〜256)表D-2 初期設定パラメタ,構成変更パラメタ,再構成パラメタ又はカーネルパラメタの変更情報の作成用サンプルファイルの内容
パラメタ名 パラメタの仮定値 パラメタの指定範囲 指定内容 備考 SchemaName gmax − データベースの名称を指定します。 − TotalUser 100 1〜99,999 Groupmaxシステム全体のユーザ数を指定します。 − LocalUser 10 1〜5,000 オブジェクトサーバをホームサーバとするユーザ数を指定します。 − MemorySize 128 64〜2,048 ハードウェアに実装されたメモリサイズを指定します。 − SSSWide NO − Groupmaxサーバの動作性能を向上するために,共用メモリ(static_shmpool_size)を拡大するかどうかを指定します。YESの場合は750メガバイトまで,NOの場合は70メガバイトまで,共用メモリの値が計算されます。 − ObjMultiChk NO − マルチサービス機能を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 High-end Object Serverを使用する場合だけ,YESを指定できます。
Object Serverを使用する場合は,必ずNOを指定してください。ObjOMSID a1 − OMS識別子を指定します。 ObjMultiChk=YESの時以外は,必ずa1を指定してください。 MasterDBPath /usr/OMSDB − オブジェクトサーバが使用するデータベースのパス名を指定します。 − Address YES − 電子アドレス帳を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − YES − メール(Groupmax Mail Server)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − Workflow YES − ワークフロー(Groupmax Workflow Server)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − HighendWorkflow NO − ハイエンドワークフロー(Groupmax High-end Workflow)を使用する場合は,YESを,使用しない場合はNOを指定します。 Workflowと同時にYESを指定しないでください。
同時に指定した場合はWorflow=YESの指定を優先します。WFDomain NO − ワークフロードメイン間連携機能を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 YESを指定する場合は,Workflow及びHighendWorkflowのどちらかと併用で指定してください。 Document YES − 文書管理(Groupmax Document Manager)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − HighendDocument NO − ハイエンド 文書管理(Groupmax High-end Document Manager)を使用する場合は,YESを,使用しない場合はNOを指定します。 Documentと同時にYESを指定しないでください。
同時に指定した場合はDocument=YESの指定を優先します。Schedule NO − スケジュール管理(Groupmax Scheduler Server)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − Facilities NO − 施設管理(Groupmax Facilities Manager)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − SystemManager NO − 統合運転席(Groupmax System Agent -TCP/IP)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − AgentServ NO − エージェントサーバ(Groupmax Agent Server)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − AgentMailOpt NO − エージェントメールオプション(Groupmax Agent Server Mail Option)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − AgentMailServer NO − エージェントメールサーバ(Groupmax Agent - Mail Server)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − AgentMailFunc NO − エージェントメールファンクション(Groupmax Agent - Mail Function)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − AgentDocMan NO − エージェント文書管理サーバ(Groupmax Agent - Document Manager Server)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − WorkflowAgent NO − エージェントワークフローサーバ(Groupmax Agent - Workflow Server)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − WWW NO − WorldWideWeb(Groupmax World Wide Web Desktop)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − RemoteInstall NO − リモートインストール(Groupmax Remote Instllation Server)を使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定します。 − ADDataBasePath /usr/OMSDB − 電子アドレス帳が使用するデータベースのパス名を指定します。 − ADAllOrganization 7 1〜9,999 組織の総数を指定します。 組織とは,一人以上のユーザから構成される集まりです。例えば会社の構造では,部や課に相当します。 ADUserDefineAverage 1 1〜8 1ユーザ当たりのユーザ任意情報の定義数の平均を指定します。 MAAddressesPerMail 2 1〜999 送信メール1通当たりのあて先数の平均値を指定します。 個人メール中心であれば1〜2,業務上あて先が多いことが分かっている場合は,それに相当する値を指定します。 MAAllMasterNotice 6 1〜9,999 マスタ掲示版の総数を指定します。 マスタ掲示板とレプリカ(マスタ掲示板の複写)掲示板から構成されるすべての掲示板のうち,レプリカ掲示板を除いた掲示板の総数を指定します。 MARecivedMailsInBox 60 1〜999 一つのメールボックスが管理する受信メール数平均値を指定します。 組織又はユーザ単位に作成された,個々のメールボックスが管理する受信メール数の平均値を指定します。 MASentMailsPerHead 5 1〜999 1ユーザが一日に送信するメール数の平均値を指定します。 − MARecivedMailsPerServer 107 1〜999,999 1台のサーバが一日当たりに受信するメール数の平均値を指定します。 − MAEMailAveLength 50 1〜256 E-mailアドレスの平均長を指定します。 − WFDataBasePath /usr/OMSDB − ワークフローサーバが使用するデータベースのパス名を指定します。 − WFWorksPerDay 500 1〜9,999 一日に発生するワークの総数を指定します。 − WFStoppedDays 10 1〜999 ワークの処理日数を指定します。 ワークの処理日数とは,ソースから入力した回覧データがシンクで終了するまでの平均処理日数を示します。 WFSavedDays 7 1〜999 ワークの保存日数を指定します。 ワークの保存日数とは,終了したワークを保存する日数です。 WFDefNodesPerBP 10 1〜999 1ビジネスプロセスのノード数の平均値を指定します。 ノードとは,ビジネスプロセス上で,ユーザ又はシステムが何らかの処理をする場所を示します。 WFAllDefBP 50 1〜9,999 ビジネスプロセス定義の総数を指定します。 ビジネスプロセスとは,基本フローモデルに基づいて表現した業務の流れを示します。 WFCasesPerWork 1 1〜999 ワーク内のケース数の平均値を指定します。 ケースとは,ワークフローで回覧される文書又はメモを格納する入れ物です。ビジネスプロセス定義で定義するケースのほかに,システムが自動的に作成するルートケースがあります。 WFDocumentsPerCase 1 1〜999 ワーク内の文書数の平均値を指定します。 ここでの文書とは,ケースに格納して送る書類を指します。文書は,各種アプリケーション固有の形式で作成された文書実体ファイルと,文書全体を管理する文書オブジェクトで構成されます。 WFAllRoll 100 1〜9,999 ロール数を指定します。 ロールとは,仕事をする上での役割です。複数のユーザがグループ化されて,ビジネスプロセス定義のノードの作業者として割り当てられます。 WFLoginUsers 10 1〜1,000
又は
1〜4,096ログインするユーザ数の最大値を指定します。 Groupmax Workflow Serverを使用する場合は1〜1,000で指定します。Groupmax High-end Workflow Serverを使用する場合は,1〜4,096を指定します。 WFSession 2 1〜5 1ユーザあたりの同時に接続するセション数の最大値を指定します。 − WFCash 5 1〜32 キャッシュのメモリサイズを指定します。単位はメガバイトです。 − WFDatabaseAccess 2 1〜32 ワークフローデータベースへの同時アクセス数を指定します。
Groupmax Workflow Serverを使用する場合は2を指定してください。− WFMultiServer 32 0〜400 マルチサーバ構成の場合の,サーバ数を指定します。
シングルサーバ構成の場合は0を指定してください。− WFLoginUser02 32 1〜200 管理用にログインするユーザの最大値を指定します。 − WFDomainCase 0 0〜8,000 1日当たりのドメイン間連携ノードに到達するケース数を指定します。 WFDomainWork 0 0〜9,999 1日当たりのドメイン間連携機能で投入されるワーク数を指定します。 WFDomainSave 2,520 0〜70,560 ワークフローの環境設定の「ドメイン間連携管理情報最大保存期間」で設定した値を指定します。 WFWorkIdSaiban NO − ワークID採番用管理情報遅延更新機能を使用するかどうかを指定します。使用する場合はYESを,使用しない場合はNOを指定してください。 − WFWorkObjnum 1 1〜32,767 ワーク下のオブジェクト数は,次の計算式で指定してください。
ワーク内ケース定義数×(ケース内文書数+データメモ数)×複写ノードでの送付先総数を指定します。複写ノードが無い場合,複写ノードでの送付先総数を1としてください。複写ノードをル−プする場合も考慮し加算してください。 DMDataBasePath /usr/OMSDB − 文書管理が使用するデータベースのパス名を指定します。 − DMAccessDocumentPerUser 2 1〜999 一人のユーザがログイン中に参照・編集などの操作を実施する一般文書とフォーム文書の平均の数を指定します。 − DMAllFormDocNum 0 0〜1,000,000 すべてのフォーム文書データベースに格納されるフォーム文書の総数を指定します。 − DMDocKeepVersion 2 0〜99 一つの一般文書が保持するバージョン数を指定します。Groupmax Document Managerの環境設定で「文書の最大バージョン数」に設定した値を指定します。 − DMAllIndex 12 0〜1,000,000 分類索引とは,一般文書を分類する分類体系の一つです。サーバに対して複数の分類索引を定義できます。分類とは,分類索引を構成する節のことです。ここでは,分類索引と分類の総数を指定します。 − DMRegularDocNum 500 0〜1,000,000 すべての一般文書データベースに格納される文書の総数を指定します。 − DMFormDBNum 0 0〜5,000 フォーム文書データベースの総数を指定します。 フォーム文書データベースとは,日報などの定型文書の情報を主体に管理するデータベースです。定型文書の種類ごとにフォーム文書データベースを定義して使用します。
定型文書固有の情報はユーザ定義属性として定義します。属性の登録には,Groupmax Formで作成したフォーム(電子帳票)を使用します。アプリケーションファイルは添付ファイルとして操作できます。DMRegularDBNum 50 1〜5,000 システム文書データベースとユーザが作成する一般文書データベースの総数を指定します。 一般文書データベースとは,日報などの定型文書の情報を主体に管理するデータベースです。システム文書データベースの属性として定義されている文書の書誌情報のほかに,ユーザが文書群に共通の情報をユーザ定義属性として個別に定義して一般文書データベースを作成できます。 DMHaifuGroupNum 6 0〜1,500 文書配布対象グループの総数を指定します。 一つのサーバの一般文書を別のサーバに配布することを文書配布といいます。文書を配布する側のサーバを配布元サーバ,配布される側のサーバを配布先サーバといいます。文書は,配布元サーバで配布対象となる文書を定義して配布します。これらの文書群を文書配布対象グループ数といいます。 DMTorikomiDocNum 0 0〜1,000,000 文書配布機能を使用して取り込まれる一般文書の総数を指定します。配布元サーバでは,一般文書数の中に含まれます。 − DMStringAttrPerDocDB 0 0〜100 一般文書データベースに登録する文字列型のユーザ定義属性の平均値を指定します。 一般文書データベースにはユーザ固有の情報を定義できます。この情報をユーザ定義属性と呼びます。例えば,「会議録」データベースに「開催日」という属性を定義できます。 DMStringAttrPerFormDocDB 0 0〜100 フォーム文書データベースに指定する可変長文字列型のユーザ定義属性の定義数の平均値を指定します。フォーム文書の項目の定義にはリッチテキストも含まれます。 − DMAllFolder 15 2〜1,000,000 サーバ上に作成されるフォルダの総数を指定します。 フォルダとは,一般文書を分類する体系の一つです。一つのサーバに一つのフォルダ体系が存在します。通常,Groupmax Integrated Desktopの共用キャビネット下に表示されます。フォルダは,物理的格納位置との対応付けができます。 SCAllOrganization 7 1〜9,999 スケジューラ(Groupmax Scheduler Server)の組織の総数を指定します。 − SCALLRank 5 1〜9,999 Groupmax Facilities Managerで,施設を階層化したときの階層数を指定します。 − SCFacilities 30 1〜10,000 このサーバに登録する施設(会議室や体育館など)の総数を指定します。 − AGClassB 8 1〜32 同時に動作させるクラスBのエージェントの数を指定します。 − AGClassC 4 1〜32 同時に動作させるクラスCのエージェントの数を指定します。 − AGPPServerNum 8 1〜64 エージェントサーバ(Groupmax Agent Server)に接続する最大PPサーバ数を指定します。 − AGMaxUserNum 16 1〜256 エージェントサーバ(Groupmax Agent Server)に同時に接続する最大ユーザ数を指定します。 − DMLoginUserNum 10 1〜256
又は
1〜1,000Document Managerに同時にログインするユーザ数を指定します。 Groupmax Document Managerを使用する場合は1〜256で指定します。Groupmax High-end Document Managerを使用する場合は1〜1,000を指定します。 DMGroupAccess NO − Document Managerデータベースで,複数グループアクセス権を使用するかどうかを指定します。 − 電子アドレス帳/メール/ワークフローの場合,データベース運用期間(データベースの再編成までの期間)は,30日を仮定しています。運用期間ごとに再編成ユティリティ(xodbreogコマンド)を実行してください。または,データベースファイルの増分にそなえてファイルシステムの空きが十分か定期的に確認を行ってください。
ここで求められる値は1サーバの値です。workflowの複数サービス機能(HP-UXのみ)を使用する場合は,各サーバの値で作成した個々のカーネルパラメタ変更情報ファイルを手作業でマージする必要があります。
(2) 再編成パラメタの作成用サンプルファイル
再編成パラメタの作成用サンプルファイルを次に示します。また,再編成パラメタの作成用サンプルファイルの内容を表D-3に示します。
- 再編成パラメタの作成用サンプルファイル
#************************************************************** #* All Rights Reserved, Copyright (C) 1996,2001,Hitachi,Ltd. #* Licensed Material of Hitachi,Ltd. #************************************************************** # esetr.sample # # パラメタを無効にする場合には,パラメタの先頭に # をキーインして下さい。 # ReogULPath = /usr/OMSDB # データベースのアンロード先パス名及び # ワークファイル作成ディレクトリパス名表D-3 再編成パラメタの作成用サンプルファイルの内容
パラメタ名 パラメタの仮定値 内 容 ReogULPath /usr/OMSDB 再編成用のアンロードファイルのパス名及びワークファイルを作成するディレクトリパス名を指定します。
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