Groupmax Object Server Version 6  システム管理者ガイド

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7.9.2 バックアップパラメタの項目

それぞれの項目について説明します。

<この項の構成>
(1) backupパラメタ
(2) areaパラメタ

(1) backupパラメタ

(a) -nバックアップファイル名

説明:
バックアップに使用する場合は,バックアップ先のファイル(データベースバックアップファイル)の名称を指定します。リストアに使用する場合は,xodbckupコマンドで取得したバックアップファイルの名称を指定します。

規則:データベースバックアップファイルの「/」から始まるパス名(絶対パス名)を指定します。

(2) areaパラメタ

説明:
バックアップ,及び回復対象のエリアを限定する場合に,エリアの数だけ繰り返して指定します。なお,対象とするエリアを限定するには注意が必要です。詳細については「4.4 データベースのバックアップの取得」を参照してください。
このパラメタの指定内容は,使用するコマンドによって,次のような意味を持ちます。

xodbckupコマンドで使用する場合
バックアップを取得するエリアを指定します。このパラメタを省略すると,データベース中のすべてのエリアを仮定します。

xodbrstrコマンドで使用する場合
バックアップファイル中に含まれているエリアのうち,特定のエリアだけを回復したい場合に指定します。このパラメタを省略すると,バックアップファイル中のすべてのエリアを仮定します。

(a) -n処理対象エリア名

説明:
処理対象とするエリアのエリア名を指定します。エリア名には,一意な名称を指定してください。

規則:1〜30バイトの〈文字列〉を指定します。

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