Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
データベースをバックアップから回復するときには,連携プログラム及びオブジェクトサーバを停止させてから実行してください。
オブジェクトサーバのバックアップから回復させる方法は,バックアップをOSの機能を使用して取得しているか,又はxodbckupコマンドを使用して取得しているかによって異なります。
それぞれの場合について説明します。
- <この項の構成>
- (1) OSの機能による回復方法
- (2) xodbrstrコマンドによる回復方法
tarコマンドなどのOSの機能を使用してファイルのバックアップを取得した場合は,OSの機能を使用してファイルを回復してください。
xodbckupコマンドを使用してバックアップを取得した場合は,xodbrstrコマンドを使用してデータベースファイルを回復する必要があります。
xodbrstrコマンドによる回復手順を示します。
- データベースファイルがあるディスクに障害が発生した場合は,障害が発生したファイルを削除する
- バックアップを取得したエリアのうち,特定のエリアだけを回復する場合は,バックアップパラメタファイルを作成する
バックアップパラメタファイルについては,「7.9 バックアップパラメタファイル」を参照してください。
- xodbrstrコマンドを実行する
xodbrstrコマンドについては,「8.4 データベースの保守コマンド」を参照してください。
- コマンドの実行結果をxodresultで確認する
コマンドが正常終了していない場合は,1.から実行し直してください。
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