Groupmax Object Server Version 6  システム管理者ガイド

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3.2 終了方法

オブジェクトサーバはxodstopコマンドで終了します。オブジェクトサーバを終了するときには,表3-3に示す終了形態があります。

表3-3 終了形態

終了形態 入力コマンド 次回開始時の開始形態
正常終了 xodstop 正常開始
強制終了 coreダンプ出力なし xodstop −f 再開始,強制正常開始※1
coreダンプ出力あり xodstop −f −d
計画停止※2 xodstop −a
異常終了 コマンド入力なし

注 xodstopコマンドについては,「8.2 システム管理コマンド」を参照してください。

注※1 強制正常開始すると,終了したときの状態(データベースの状態など)を引き継ぎません。

注※2 High-end Object Serverだけの機能です。Object Serverにはありません。
<この節の構成>
(1) 正常終了
(2) 強制終了
(3) 計画停止(High-end Object Server)
(4) 異常終了

(1) 正常終了

新たなクライアントプロセスの受け付けを禁止し,実行中及び処理待ちのクライアントプロセスの処理が終了した後にオブジェクトサーバを終了する形態です。

なお,アプリケーションプログラムが動作していると,オブジェクトサーバは終了できません。したがって,アプリケーションプログラムを終了させた後に,xodstopコマンドを入力してください。

(2) 強制終了

処理中のクライアントプロセスの完了を待たないで,オブジェクトサーバを直ちに終了する形態です。処理中のクライアントプロセスは,再開始時にロールバックの対象となります。

(3) 計画停止(High-end Object Server)

新たなクライアントプロセスの受け付けを禁止し,実行中及び処理待ちのクライアントプロセスの処理が終了した後にオブジェクトサーバを終了する形態です。次回開始時に,再開始又は強制正常開始のどちらかを選べます。

なお,アプリケーションプログラムが動作していると,オブジェクトサーバは終了できません。したがって,アプリケーションプログラムを終了させた後に,xodstop -aコマンドを入力してください。

(4) 異常終了

何らかの異常によってオブジェクトサーバが終了する形態です。処理中のクライアントプロセスは,再開始時にロールバックの対象となります。

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