7.11.5 -XX:[+|-]ExplicitMemoryUseExcludeClass
明示管理ヒープ機能適用除外クラス指定機能の有効または無効を設定します。
説明
明示管理ヒープ機能適用除外クラス指定機能の有効、無効を指定します。明示管理ヒープ機能適用除外クラス指定機能を有効にすると、次のファイルに記述されているクラスには、明示管理ヒープ機能が適用されません。このため、ファイルに記述されているクラスのオブジェクトは、Explicitヒープではなく、Tenured領域に移動します。
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JDKのインストールディレクトリー\jre\lib\explicitmemory\sysexmemexcludeclass.cfg
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JDKのインストールディレクトリー\usrconf\exmemexcludeclass.cfg
- 前提オプション
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-XX:+HitachiUseExplicitMemory
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- 関連オプション
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-XX:+HitachiAutoExplicitMemory
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-XX:ExplicitMemoryFullGCPolicy
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-XX:ExplicitMemoryExcludeClassListFile
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-XX:ExplicitMemoryNotExcludeClassListFile
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書式
-XX:[+|-]ExplicitMemoryUseExcludeClass
指定できる値
型:String
- -XX:+ExplicitMemoryUseExcludeClass
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明示管理ヒープ機能適用除外クラス指定機能を有効にします。
- -XX:-ExplicitMemoryUseExcludeClass
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明示管理ヒープ機能適用除外クラス指定機能を無効にします。
デフォルト値
- 定義項目の省略
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-XX:-ExplicitMemoryUseExcludeClass
注意事項
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明示管理ヒープ機能適用除外クラス指定機能を有効にすると、Explicitメモリーブロックへのオブジェクト移動制御機能も有効になります。
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JavaVM内のクラス(java.lang、java.utilなど)は、明示管理ヒープ機能適用除外クラスとして指定できません。