2.11.4 delete-system-property
システムプロパティー(ドメイン/構成/クラスター/サーバインスタンス)の削除
書式
asadmin [asadmin-options] delete-system-property [--help] [--target target] property_name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
delete-system-propertyサブコマンドは、ドメイン、構成、クラスターまたはサーバインスタンスのシステムプロパティーを削除します。このサブコマンドを実行する前に、システムプロパティーが構成内のどこからも参照されていないことを確認してください。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
削除するシステムプロパティーの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
domain
ドメインを対象とします。
-
configuration_name
指定した名称の構成を対象とします。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- property_name
-
削除対象のシステムプロパティーの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
システムプロパティー名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスから、http-listener-portという名称のシステムプロパティーを削除します。
asadmin delete-system-property --target instance1 http-listener-port
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |