2.11.3 delete-jvm-options
Java VMオプションの削除
書式
asadmin [asadmin-options] delete-jvm-options [--help] [--target target] [--profiler={true|false}] option-name[=option-value] [:option-name[=option-name]]...
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
delete-jvm-optionsサブコマンドは、Java VMのコマンドラインオプションを削除します。これらのオプションは、domain.xmlでの、Javaに関する構成であるjava-config要素、またはプロファイラーに関する構成であるprofiler要素から削除されます。
削除するオプションによっては、このコマンドの実行後にドメイン管理サーバの再起動が必要です。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
ファイル
指定したオプションはJava構成のjava-config要素またはdomain.xmlファイルのprofiler要素から削除されます。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
削除するJava VMオプションの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
configuration_name
指定した名称の構成を対象とします。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --profiler={true|false}
-
Java VMオプションがプロパティーに対して存在するかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:false
-
- option-name=option-value
-
削除するJava VMオプションを次の形式で指定します。
-
オプションに名称と値がある場合は、「option-name=value」の形式で指定します。
-
オプションが名称だけの場合は、「option-name」を指定します(例:-Xmx2048m)。
複数のオプションを指定する場合はコロン(:)で区切ります。コロン(:)がオプションの名称や値に含まれる場合、円記号(\)で名称や値のコロンをエスケープする必要があります。
型:String
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスから、複数のJava VMのオプションを削除します。
asadmin delete-jvm-options --target instance1 -Doption1=value1 "-Doption1=value1:-Doption2=value2"
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |