Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.15.2 create-resource-ref

リソースへの参照の作成

書式

asadmin [asadmin-options] create-resource-ref [--help]
    [--target target] [--enabled={false|true}] reference_name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

create-resource-refサブコマンドは、クラスターまたはサーバインスタンスから、あらかじめ作成されたリソースへの参照を作成します。このサブコマンドは、クラスターまたはサーバインスタンスが開始状態でない場合でも成功します。新たに作成したリソースが反映されるのは、次回の起動時です。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--target target

作成するリソース参照の対象を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

--enabled={false|true}

リソースを有効にするかどうかを指定します。

この値が有効になるのは、リソースがグローバルレベルで有効な場合だけです。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:true

reference_name

リソースの名称、またはJNDI名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • リソース名、またはリソースのJNDI名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、クラスターCluster1上にあるjdbc/DerbyPoolという名称のJDBCリソースへの参照を作成します。

asadmin create-resource-ref --target Cluster1 jdbc/DerbyPool

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。