2.15.2 create-resource-ref
リソースへの参照の作成
書式
asadmin [asadmin-options] create-resource-ref [--help] [--target target] [--enabled={false|true}] reference_name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
create-resource-refサブコマンドは、クラスターまたはサーバインスタンスから、あらかじめ作成されたリソースへの参照を作成します。このサブコマンドは、クラスターまたはサーバインスタンスが開始状態でない場合でも成功します。新たに作成したリソースが反映されるのは、次回の起動時です。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
作成するリソース参照の対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --enabled={false|true}
-
リソースを有効にするかどうかを指定します。
この値が有効になるのは、リソースがグローバルレベルで有効な場合だけです。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
- reference_name
-
リソースの名称、またはJNDI名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
リソース名、またはリソースのJNDI名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、クラスターCluster1上にあるjdbc/DerbyPoolという名称のJDBCリソースへの参照を作成します。
asadmin create-resource-ref --target Cluster1 jdbc/DerbyPool
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |