2.15.3 delete-resource-ref
リソース参照の削除
書式
asadmin [asadmin-options] delete-resource-ref [--help] [--target target] reference_name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
delete-resource-refサブコマンドは、クラスターまたはクラスター化されていないサーバインスタンスから、リソース(JDBCリソースなど)参照を削除します。このサブコマンドを実行すると、対象インスタンスまたはクラスターのJNDIツリーからリソース参照が削除されます。このサブコマンドの実行には、クラスターを構成する対象でサーバインスタンスが実行されていないことが必要です。
このサブコマンドでリソース参照を削除しても、ドメインからリソースは削除されません。リソースを削除したい場合は、リソース用のdeleteサブコマンド(delete-jdbc-resource など)を使用してください。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
削除するリソース参照の対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- reference_name
-
リソースのJNDI名を指定します。
型:String
デフォルト値:なし
使用例
次の例では、cluster1クラス上のjdbc/DerbyPoolという名称のJDBCリソースへの参照を削除します。
asadmin delete-resource-ref --target cluster1 jdbc/DerbyPool
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |