Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.15.3 delete-resource-ref

リソース参照の削除

書式

asadmin [asadmin-options] delete-resource-ref [--help]
    [--target target] reference_name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

delete-resource-refサブコマンドは、クラスターまたはクラスター化されていないサーバインスタンスから、リソース(JDBCリソースなど)参照を削除します。このサブコマンドを実行すると、対象インスタンスまたはクラスターのJNDIツリーからリソース参照が削除されます。このサブコマンドの実行には、クラスターを構成する対象でサーバインスタンスが実行されていないことが必要です。

このサブコマンドでリソース参照を削除しても、ドメインからリソースは削除されません。リソースを削除したい場合は、リソース用のdeleteサブコマンド(delete-jdbc-resource など)を使用してください。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--target target

削除するリソース参照の対象を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

reference_name

リソースのJNDI名を指定します。

型:String

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、cluster1クラス上のjdbc/DerbyPoolという名称のJDBCリソースへの参照を削除します。

asadmin delete-resource-ref --target cluster1 jdbc/DerbyPool

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。