Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.15.1 add-resources

XMLファイルに指定されたリソースの追加

書式

asadmin [asadmin-options] add-resources [--help] [--target target]
    [--upload={false|true}] xml-file-name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

add-resourcesサブコマンドは、指定したXMLファイル内で指名されているリソースを追加します。DOCTYPEは、resources.xmlファイルでhttp://glassfish.org/dtds/glassfish-resources_1_5.dtdとして指定されている必要があります。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

ファイル

絶対パスで任意の場所のXMLファイルを指定してください。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--target target

作成するリソースの対象を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • domain

    ドメインを対象とします。

  • cluster-name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance-name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

--upload={false|true}

ファイルをドメイン管理サーバにアップロードするかどうかを指定します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

    ドメイン管理サーバへファイルをアップロードします。

  • false

    ドメイン管理サーバにファイルをアップロードしません。

    ドメイン管理サーバが管理ユーザーと異なるユーザーで動作していて、ファイルの読み取りアクセス権がないなど、ドメイン管理サーバがファイルにアクセスできない場合は、このサブコマンドはエラーになります。

デフォルト値:

デフォルト値は、ドメイン管理サーバがサブコマンド実行中のホスト上にあるか、リモートホスト上にあるかに依存します。

ドメイン管理サーバがサブコマンドが動作するホスト上にある場合、false

ドメイン管理サーバがリモートホスト上にある場合、true

xml-file-name

リソースを含むxmlファイルの名称を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • xmlファイル名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、resource.xmlファイルの内容を使用しているリソースを追加します。

asadmin add-resources --target instance1 
domain-dir/domain_name/config/resource.xml

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。