4.6.6 トラブルシュート資料を一括収集するための設定をする
障害の原因究明に必要なトラブルシュート資料は、システム情報収集機能を使用して一括収集できます。システム情報収集機能を使用してトラブルシュート資料を一括収集するためには、トラブルシュート資料を収集するコマンドのスクリプトファイルを編集します。障害発生時には、このコマンドが自動で実行されて、トラブルシュート資料が収集されます。なお、ドメインのデフォルトの管理ユーザーおよびパスワードを変更していない場合は、編集する必要はありません。
前提条件
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ドメイン管理サーバが起動している
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Application Serverのセットアップが完了している
想定ユーザー
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システム構築者
操作手順
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トラブルシュート資料を一括収集するコマンドのスクリプトファイルを編集します。
ドメインのデフォルトの管理ユーザーおよびパスワードを変更していない場合は、編集する必要はありません。
- 編集するスクリプトファイル
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Java EE Serverのインストールディレクトリー/glassfish/config/manager/snapshot_event-hook
- 編集する内容
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スクリプトファイルをテキストエディタで開いて、次の設定値を編集します。
ADMIN_HOST=ドメイン管理サーバのホスト名 USER_ID=ドメイン管理サーバのユーザー名 PWDFILE=パスワードファイルのパス※
注※ AS_ADMIN_PASSWORD=ドメイン管理サーバのパスワードを記述したパスワードファイルのファイルパスを指定してください。パスワードを設定していない場合は、PWDFILEの値に空文字を指定してください。
(例)パスワードを設定していない場合
PWDFILE=