4.5.1 ドメインを作成する
ドメインを作成するには、asadminユーティリティーコマンドのcreate-domainサブコマンドを実行します。なお、デフォルトのドメインはdomain1です。
前提条件
-
Application Serverのインストールが完了している
想定ユーザー
-
システム構築者
操作手順
-
asadminユーティリティーコマンドのcreate-domainサブコマンドを実行して、ドメインを作成します。
asadmin create-domain --adminport Adminのポート --instanceport HTTPのポート --domainproperties domain.jmxPort=値:http.ssl.port=値:java.debugger.port=値: jms.port=値:orb.listener.port=値:orb.mutualauth.port=値:orb.ssl.port=値: osgi.shell.telnet.port=値 ドメイン名
- 重要
-
Admin のポートは、作成したドメインに対してasadminユーティリティーコマンドのサブコマンドを実行する際に、asadminユーティリティーオプションの--portオプションで指定する必要があります。
コマンド実行時に、管理ユーザーのユーザー名の入力要求(Enter admin user name [Enter to accept default ""admin"" / no password])に対してユーザー名、管理ユーザーのパスワードの入力要求(Enter the admin password [Enter to accept default of no password])に対してパスワードを設定します。なお、管理ユーザーのユーザー名のデフォルト値はadmin、パスワードのデフォルト値はありません。
コマンドの実行結果を次に示します。
Command create-domain executed successfully.
-
asadminユーティリティーコマンドのstart-domainサブコマンドを実行して、ドメインを起動します。
asadmin start-domain ドメイン名
コマンドの実行結果を次に示します。
Command start-domain executed successfully.
-
asadminユーティリティーコマンドのlist-domainsサブコマンドを実行して、ドメインの一覧を表示します。
asadmin list-domains
コマンドの実行結果を次に示します。手順2で起動したドメインのステータスがrunningになっていることを確認してください。
domain1 running ドメイン名 running Command list-domains executed successfully.
次の作業
-
ノードを作成する