2.2 Application Serverの製品構成、前提プログラム、関連製品について
Application Serverの製品構成や前提OSについて説明します。また、使用できる仮想化プラットフォーム、DBMS、Webブラウザー、HTTPサーバ、メールサーバ、関連製品などの、Application Serverを使用する際に前提となる製品情報についても説明します。
製品構成
Application Serverは、次の製品で構成されます。
- Application Server
-
アプリケーションを実行するための環境（アプリケーション実行環境）を構築する製品です。
- Application Server for Developers
-
Application Serverで実行するアプリケーションを開発するための環境（アプリケーション開発環境）を構築する製品です。この製品はWindows版だけです。
前提OS
Application Serverは、次のOSで利用できます。
- Application Serverの前提OS
-
OSのバージョン
Red Hat Enterprise Linux 5
Red Hat Enterprise Linux Server 6
Red Hat Enterprise Linux Server 7
AIX 6.1
AIX 7.1
対応文字コードセット
Application Server は、次の文字コードセット で利用できます。
|
OS |
文字コードセット |
|---|---|
|
Linux |
UTF-8 |
|
AIX |
|
仮想化プラットフォーム
Application Serverの仮想化プラットフォームには、次のハイパーバイザーを利用できます。
|
ハイパーバイザー |
対応するゲストOS |
|---|---|
|
Virtage |
Linux |
|
KVM |
Linux |
|
VMware ESX
|
Linux |
|
IBM Advanced POWER Virtualization (APV) |
AIX |
DBMS
Application Serverは、次のDBMSと接続できます。
|
DBMS |
JDBCドライバー |
|---|---|
|
HiRDB Version 9 |
HiRDB Type4 JDBC Driver |
|
Oracle 11g |
Oracle JDBC Drivers 12.1.0.1.0以降 |
|
Oracle 12c |
Oracle JDBC Drivers 12.1.0.1.0以降 またはOracle JDBC Drivers 12.1.0.1.0以降 |
Webブラウザー
Application Serverは、次のWebブラウザーから構築および運用の操作が実行できます。
なお、Administration ConsoleはUNIXでは使用できません。
|
Webブラウザー |
必要なプログラム |
|---|---|
|
Internet Explorer 7以降 |
Adobe Flash Player 11.8以降 |
|
Firefox 34.0以降 Firefox ESR 31以降 |
HTTPサーバ
Application Serverは、次のHTTPサーバと接続できます。
|
HTTPサーバ |
バージョン |
|---|---|
|
Web Server |
Application Serverに同梱されるHTTPサーバ |
メールサーバ
Application Serverは、次のメールサーバを利用できます。
|
メールサーバ |
目的 |
|---|---|
|
SMTPサーバ、IMAPサーバ |
JavaMailの使用 |
関連製品
Application Serverは、次の製品と関連してシステムを運用できます。
|
製品名 |
目的 |
|---|---|
|
JP1/IM |
システム全体の障害の監視 |
|
JP1/AJS3 |
システムの運用の自動化 |
|
HAモニタ |
クラスター構成のシステムの運用 |