Hitachi

 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドWindows®用)


9.5 環境情報をバックアップする

環境定義の変更に際して変更前後の設定を保管する場合などに、Application Serverの環境情報をバックアップします。ドメインディレクトリーで管理しているファイルは、asadminユーティリティーコマンドのbackup-domainサブコマンドでバックアップファイルを作成します。 なお、ノードディレクトリーやサーバが使用するファイル(主にサーバテンプレート)をドメインディレクトリーの外に作成した場合は、手動でバックアップする必要があります。

前提条件

想定ユーザー

操作手順

  1. asadminユーティリティーコマンドのbackup-domainサブコマンドを実行して、ドメインに対応するApplication Serverの環境情報をバックアップします。

    asadmin backup-domain 
    --backupdir バックアップファイルを格納するディレクトリーのパス ドメイン名

    コマンドの実行結果を次に示します。

    Command  backup-domain executed successfully.
  2. backup-domainサブコマンドの実行時に指定したディレクトリーを参照し、バックアップファイルが格納されていることを確認します。

  3. ドメインディレクトリー以外で管理しているファイル(主にサーバテンプレート)を、バックアップ用のディレクトリーにコピーしてバックアップします。