7.4.10 Eclipseをセットアップする
Application Server for Developersに同梱されているEclipseを使用しない場合は、自分で用意したEclipseをインストールしてeclipse.iniファイルを編集します。
前提条件
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Application Server for Developersがインストールされている
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デフォルトのデバッグ環境がセットアップされている
想定ユーザー
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アプリケーション開発者
操作手順
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Eclipseをインストールするためのディレクトリーを作成します。
Eclipseをインストールするディレクトリー、およびEclipseのインストールのために一時的に使用するディレクトリー(作業用ディレクトリー)を作成します。
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Eclipseのアーカイブファイルを入手します。
次に示すアーカイブファイルをEclipse.orgのダウンロードサイトから入手してください。
Windows x86の場合:eclipse-jee-luna-SR1a-win32.zip
Windows x64の場合:eclipse-jee-luna-SR1a-win32-x86_64.zip
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Eclipseのアーカイブファイルを解凍します。
入手したEclipseのアーカイブファイルを手順1.で作成した作業用ディレクトリーで解凍します。
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解凍したEclipseのファイルをコピーします。
手順3.で解凍したEclipseのフォルダーを手順1.で作成したEclipseのインストールディレクトリーにコピーします。
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作業用ディレクトリーを削除します。
- メモ
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ランゲージパックを適用する場合は、ダウンロードしたバージョンに合わせて準備してください。
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次のリンクファイルをEclipseのインストールディレクトリー/eclipse/dropinsにコピーします。
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Application Server for Developersのインストールディレクトリー/common/dropins/com.cosminexus.common.plugin.link
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Application Server for Developersのインストールディレクトリー/plugins/dropins/com.cosminexus.plugin.link
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Eclipseのインストールディレクトリー/eclipse直下にあるeclipse.iniをコピーして、任意の場所に退避します。
退避したeclipse.iniは、Eclipseをセットアップ前の状態に戻すときに使用します。
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Eclipseのインストールディレクトリー/eclipse直下のeclipse.iniを編集します。
eclipse.iniの編集例を次に示します。
- eclipse.iniの編集例(Windows x86の場合)
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-vm Application Server for Developersのインストールディレクトリー/jdk/bin/javaw.exe -startup plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.3.0.v 20140415-2008.jar --launcher.library plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_1.1.200.v20140603-1326 -product org.eclipse.epp.package.jee.product --launcher.defaultAction openFile --launcher.XXMaxPermSize 256M -showsplash org.eclipse.platform --launcher.XXMaxPermSize 256m --launcher.defaultAction openFile --launcher.appendVmargs -vmargs -Dosgi.requiredJavaVersion=1.6 -Xms40m -Xmx512m -DHJAVAEE_HOME=Application Server for Developersのインストールディレクトリー※
注※
環境変数としてApplication Server for Developersのインストールディレクトリーを指定します。
- eclipse.iniの編集例(Windows x64の場合)
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-vm Application Server for Developersのインストールディレクトリー/jdk/bin/javaw.exe -startup plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.3.0.v 20140415-2008.jar --launcher.library plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x64_1.1.200.v20140603-1326 -product org.eclipse.epp.package.jee.product --launcher.defaultAction openFile --launcher.XXMaxPermSize 256M -showsplash org.eclipse.platform --launcher.XXMaxPermSize 256m --launcher.defaultAction openFile --launcher.appendVmargs -vmargs -Dosgi.requiredJavaVersion=1.6 -Xms40m -Xmx512m -DHJAVAEE_HOME=Application Server for Developersのインストールディレクトリー※
注※
環境変数としてApplication Server for Developersのインストールディレクトリーを指定します。
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-cleanオプションを指定してEclipseを起動します。
Eclipseのインストールディレクトリー/eclipse/eclipse.exe -clean
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Eclipseのメニューから[ヘルプ]-[Eclipse について]を選択します。
[Eclipse について]ダイアログが表示されます。
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[インストール詳細]ボタンをクリックします。
[Eclipse のインストール詳細]ダイアログに、次のプログラムが表示されていることを確認してください。
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Application Development Tools
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Sharing Library Plug-in
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確認できたら[閉じる]ボタンをクリックします。