uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド

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3.8.4 文書空間構成定義ウィンドウでの設定

ここでは,文書空間構成定義ウィンドウについて説明します。

<この項の構成>
(1) 文書空間構成定義ウィンドウの概要
(2) サービスタブでの設定
(3) ユーザ認証タブでの設定
(4) [ユーザ情報の検索設定]ダイアログでの設定(ユーザ認証としてLDAPを指定したとき)
(5) [ユーザ情報の検索設定]ダイアログでの設定(ユーザ認証としてLDAPEXを指定したとき)
(6) [グループ情報の検索設定]ダイアログでの設定
(7) データベースタブでの設定
(8) [HiRDBの設定]ダイアログでの設定
(9) アクセスログタブでの設定

(1) 文書空間構成定義ウィンドウの概要

ここでは,文書空間構成定義ウィンドウの概要を説明します。

文書空間の定義は,文書空間構成定義ウィンドウおよび文書空間構成定義ウィンドウから開くダイアログで定義できます。文書空間構成定義ウィンドウで表示されるタブとダイアログの種類を次の表に示します。

表3-3 文書空間構成定義ウィンドウで表示されるタブとダイアログ

タブ名 説明 参照先
サービス DocumentBrokerのサービスに関する項目を設定します。 3.8.4(2) サービスタブでの設定
ユーザ認証 ユーザ認証に関する項目を設定します。このタブにある「ユーザ情報の検索設定」と「グループ情報の検索設定」をクリックすると,それぞれ次のダイアログが表示されます。

[ユーザ情報の検索設定]ダイアログ
「ユーザ情報の検索設定」をクリックすると表示されます。ダイアログの表示内容は,ユーザ認証方式に「LDAP」を指定した場合と「LDAPEX」を指定した場合で異なります。ユーザ情報の検索に関する項目を設定します。

[グループ情報の検索設定]ダイアログ
「グループ情報の検索設定」をクリックすると表示されます。ユーザ認証方式に「LDAP」または「LDAPEX」を指定した場合のグループ情報の検索に関する項目を設定します。

データベース DocumentBrokerのデータベースに関する項目を設定します。このタブにある「詳細設定」をクリックすると,次のダイアログが表示されます。

[HiRDBの設定]ダイアログ
HiRDBの設定に関する項目を設定します。

アクセスログ DocumentBrokerのアクセスログに関する項目を設定します。 3.8.4(9) アクセスログタブでの設定
オブジェクト操作 このタブでの設定は有効になりません。
(a) 文書空間構成定義ウィンドウで定義する内容の分類

文書空間構成定義ウィンドウでは,文書空間の構成定義を次に示す分類によって設定します。

これらの情報の設定には,デフォルトで"インストールディレクトリ\Server\etc\docspace.ini"が使用されます。文書空間構成定義ウィンドウでほかのファイルを開いたり,ほかのディレクトリに保存したりする場合は,ファイルメニューのプルダウンメニューの機能を使用します。

文書空間構成定義ウィンドウを次の図に示します。

図3-4 文書空間構成定義ウィンドウ

[図データ]

(b) 文書空間構成定義ウィンドウのメニュー

文書空間構成定義ウィンドウのメニューと機能を次の表に示します。

表3-4 文書空間構成定義ウィンドウのメニュー

メニュー
(アクセスキー)
プルダウンメニュー
(アクセスキー)
機能
ファイル(F) 開く(O)
Ctrl+O
選択されたDocumentSpace構成定義ファイルの内容を開く。
上書き保存(S)
Ctrl+S
入力したDocumentSpace構成定義ファイルに変更内容を反映して保存する。
名前を付けて保存(A) 別ファイルにDocumentSpace構成定義の変更内容を反映して保存する。
アプリケーションの終了(X) 文書空間構成定義ウィンドウを終了する。
ヘルプ(H) バージョン情報(A) バージョンなどの情報を表示する。

以降,それぞれのタブまたはダイアログで設定する項目について説明します。なお,文書空間構成定義ウィンドウの設定項目に該当するDocumentSpace構成定義ファイルのエントリ名は,設定項目名に続く「( )」(丸括弧)内に示します。

(2) サービスタブでの設定

DocumentBrokerのサービスに関する項目を設定します。サービスタブを次の図に示します。

図3-5 サービスタブ

[図データ]

(a) 文書空間
(b) プロセス設定

(3) ユーザ認証タブでの設定

ユーザ認証に関する項目を設定します。ユーザ認証タブを次の図に示します。

図3-6 ユーザ認証タブ

[図データ]

(a) ユーザ認証
(b) LDAP設定

ユーザ認証の種別としてLDAPまたはLDAPEXを指定した場合,このLDAP設定をします。設定項目を次に示します。

(c) UOCライブラリの設定

ユーザ認証の種別としてUOCを指定した場合,このUOCライブラリの設定をします。設定項目を次に示します。

(4) [ユーザ情報の検索設定]ダイアログでの設定(ユーザ認証としてLDAPを指定したとき)

ユーザ認証方式にLDAPを指定した場合のユーザ情報の検索に関する項目を設定します。[ユーザ情報の検索設定]ダイアログを次の図に示します。

図3-7 LDAPを指定したときの[ユーザ情報の検索設定]ダイアログ

[図データ]

(a) 検索条件

検索条件として指定する項目を次に示します。

(b) 検索オプション

検索オプションとして指定する項目を次に示します。

(c) 「OK」

ユーザ情報の検索についての設定を有効にして,ダイアログを閉じます。

(d) 「キャンセル」

ユーザ情報の検索についての設定を無効にして,ダイアログを閉じます。

(5) [ユーザ情報の検索設定]ダイアログでの設定(ユーザ認証としてLDAPEXを指定したとき)

ユーザ認証方式にLDAPEXを指定した場合のユーザ情報の検索に関する項目を設定します。[ユーザ情報の検索設定]ダイアログを次の図に示します。

図3-8 LDAPEXを指定したときの[ユーザ情報の検索設定]ダイアログ

[図データ]

(a) 検索条件

検索条件として指定する項目を次に示します。

(b) 検索オプション

検索オプションとして指定する項目を次に示します。

(c) 「OK」

ユーザ情報の検索についての設定を有効にして,ダイアログを閉じます。

(d) 「キャンセル」

ユーザ情報の検索についての設定を無効にしてダイアログを閉じます。

(6) [グループ情報の検索設定]ダイアログでの設定

ユーザ認証方式にLDAP,またはLDAPEXを指定した場合のグループ情報の検索に関する項目を設定します。[グループ情報の検索設定]ダイアログを次の図に示します。

図3-9 [グループ情報の検索設定]ダイアログ

[図データ]

(a) ディレクトリエントリからの検索

ディレクトリエントリから検索する場合に指定する項目を次に示します。

(b) ユーザの属性値からの検索

ユーザの属性値から検索する場合に指定する項目を次に示します。

(c) ユーザのDNからの検索

ユーザのDNから検索する場合に指定する項目を次に示します。

(d) 検索オプション

検索オプションとして指定する項目を次に示します。

(e) 「OK」

グループについての設定を有効にして,ダイアログを閉じます。

(f) 「キャンセル」

グループについての設定を無効にして,ダイアログを閉じます。

(7) データベースタブでの設定

DocumentBrokerのデータベースに関する項目を設定します。データベースタブを次の図に示します。

図3-10 データベースタブ

[図データ]

(a) 接続するデータベース

接続するデータベースについて指定する項目を次に示します。

(b) 接続設定

データベースとの接続について指定する項目を次に示します。

(8) [HiRDBの設定]ダイアログでの設定

HiRDBの設定に関する項目を設定します。[HiRDBの設定]ダイアログを次の図に示します。

図3-11 [HiRDBの設定]ダイアログ

[図データ]

(a) コネクションプールの設定

コネクションプールについて指定する項目を次に示します。

(b) 検索時の設定
(c) HiRDB Text Search Plug-inの設定
(d) 「OK」

データベースの詳細設定を有効にして,ダイアログを閉じます。

(e) 「キャンセル」

データベースの詳細設定を無効にして,ダイアログを閉じます。

(9) アクセスログタブでの設定

DocumentBrokerのアクセスログに関する項目を設定します。アクセスログタブを次の図に示します。

図3-12 アクセスログタブ

[図データ]

(a) アクセスログの設定