uCosminexus DocumentBroker Version 3 クラスライブラリ C++ 解説
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DocumentBrokerによる文書管理で使用するオブジェクトと,そのオブジェクトを使用した管理方法について説明します。
DocumentBrokerの文書管理では,文書とコンテナというオブジェクトを使用します。文書およびコンテナを表すオブジェクトには複数の種類があり,それぞれに特長があります。DocumentBrokerによって文書管理を実現するためには,まず,それぞれのオブジェクトの特長を理解して,実現したい業務に合ったオブジェクトを使用する必要があります。
DocumentBrokerで扱う文書およびコンテナのオブジェクトの種類を,次の表に示します。
表3-1 DocumentBrokerで扱う文書およびコンテナ
| 文書とコンテナの種類 | クラスライブラリのオブジェクト | オブジェクト名 | |
|---|---|---|---|
| 文書 バージョン付き文書 |
バージョンなし文書 | CdbrDocument | |
| CdbrVersionableDocument | |||
| コンテナ | 構成管理機能がないコンテナ | バージョンなしコンテナ | CdbrReferentialContainer |
| 構成管理機能があるコンテナ(構成管理コンテナ) | バージョンなし構成管理コンテナ | CdbrVersionTraceableContainer | |
| バージョン付き構成管理コンテナ | CdbrConfiguratedReferentialContainer | ||
なお,それぞれのオブジェクトをまとめて,次のような総称で表記することがあります。
また,バージョンなし文書およびバージョン付き文書には,管理するコンテントの種別によって,次の種類があります。
この節では,これらのオブジェクトを利用して実現できる文書管理の概要について説明します。ここでは,次のように文書を管理しているプロジェクトを例にして説明します。
図3-1 文書管理の例
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