ここでは，File Link文書について説明します。

File Link連携機能は，HiRDB File Linkと連携して文書を管理する機能です。

画像・音声などの容量が大きいコンテントを持つファイルをファイルサーバで管理したい場合にこの機能を使用すると，データベースで管理しているファイルの作成者名などの情報とファイルサーバ上のファイルとの整合性を確保できます。クライアントアプリケーションで，データベースとファイルサーバの整合性を取るための処理をする必要はありません。

File Link連携機能を使用して管理している文書を，File Link文書といいます。

DocumentBrokerでは，バージョンなし文書またはバージョン付き文書をFile Link文書として管理できます。

File Link文書の管理例を，次の図に示します。

図3-6　File Link文書の管理例

詳細については，「3.7　File Link連携機能を使用した文書管理」を参照してください。