Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編


2.10.2 gRPC受付を追加する

gRPC受付を新規に追加する手順を次に示します。

  1. Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]−[ビューの表示]−[その他]を選択します。

    [ビューの表示]ダイアログが表示されます。

  2. [HCSC-Definer]−[HCSCTE ビュー]を選択し,[開く]ボタンをクリックします。

    ツリービューにサービス定義一覧が表示されます。

  3. ツリービューのビジネスプロセスで右クリックして[ユーザ定義受付(呼出先固定)追加]を選択します。

    受付種別選択ウィザードが表示されます。

  4. 受付種別のドロップダウンリストから「gRPC受付」を選択します。

    [次へ]ボタンをクリックすると,gRPC受付の追加に必要な情報を入力するダイアログが表示されます。

  5. 受付名,proto_path,protoファイルを入力します。

    受付名には,任意の受付名を入力します。

    proto_pathには,protoファイルが格納されたフォルダのパスを指定します。

    protoファイルには,protoファイル名を絶対パスで指定します。

    protoファイルを設定する際の注意事項については,マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「2.13.1(3)(c) protoファイル使用時の注意事項」を参照してください。

  6. [次へ]ボタンをクリックします。

  7. gRPC Service名,RPCメソッド名を選択します。

  8. [終了]ボタンをクリックします。

    [終了]ボタンをクリックすると,必要なファイルが作成され,リポジトリに保存されます。ユーザ定義受付定義画面(基本)が表示されます。

  9. gRPC受付の定義情報を設定します。

    gRPC受付の設定項目について次の表に示します。

    表2‒35 gRPC受付のユーザ定義受付定義画面(基本)の設定項目

    分類

    項目

    設定内容

    設定

    ユーザ定義受付情報

    受付名

    設定した受付名が表示されます。必要に応じて変更します。

    受付ID

    受付IDが表示されます。必要に応じて変更します。

    要求電文

    ボディ

    電文フォーマット

    cscformatN.xsdが指定されています。

    応答電文

    ボディ

    電文フォーマット

    cscformatN.xsdが指定されています。

    フォルト電文

    フォルト名

    フォルト名が表示されます。

    電文フォーマット

    urecp_grpc_fault.xsdが指定されています。

    (凡例)

    ◎:必ず設定します。

    ○:任意で設定します。

    −:該当しません。

  10. ユーザ定義受付(詳細)タブをクリックします。

    ユーザ定義受付定義画面(詳細)が表示されます。

  11. gRPC受付の定義情報を設定します。

    gRPC受付の設定項目について次の表に示します。

    表2‒36 gRPC受付のユーザ定義受付定義画面(詳細)の設定項目

    分類

    項目

    設定内容

    設定

    ユーザ定義受付制御情報

    独自定義ファイル

    次の独自定義ファイルが表示されます。必要に応じて変更します。

    • cscurecpgrpc.properties※1

    protoファイル

    次のzipファイルが設定されていることを確認します。

    • proto.zip※2

    ×

    (凡例)

    ◎:必ず設定します。

    ×:表示されている内容を確認します。

    注※1

    設定されているcscurecpgrpc.propertiesはテンプレートファイルです。必要に応じてcscurecpgrpc.propertiesを選択して[編集]ボタンをクリックし,独自定義ファイルの内容を修正してください。cscurecpgrpc.propertiesの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「3.17.1 gRPC受付定義ファイル」を参照してください。

    注※2

    protoファイルの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「2.13.1(3)(b) protoファイルの出力」を参照してください。