27.1 カタログ機能とは
カタログ機能とは,XML Catalogs 1.1仕様に基づき,マッピング(対応付け)を実行する機能です。マッピング(対応付け)には次の2通りがあります。
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xsd:import要素のnamespace属性で指定するXMLスキーマの名前空間URIと,XMLスキーマのロケーションを示すURI参照とのマッピング
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WSDLまたはXMLスキーマのロケーションを示すURI参照と,別のWSDLまたはXMLスキーマのロケーションを示すURI参照とのマッピング
カタログ機能によるマッピングを実行するには,マッピング情報を定義したカタログファイルを配置する必要があります。カタログ機能はWebサービスクライアントの開発時および実行時に利用できます。ただし,メタデータ発行時におけるカタログ機能の利用はサポートしていません。
カタログファイルについては,「27.6 カタログファイル」を参照してください。