20.1.10 wsdl:fault要素(wsdl:portType要素の孫要素の場合)
wsdl:fault要素のサポート範囲を説明します。
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wsdl:operation要素の子要素として,0個から255個まで記述できます。省略または256個以上記述した場合については,「15.1.3(3) オペレーションとその子要素の記述個数」を参照してください。
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子要素として次に示す要素を指定できます。次に示すWSDL要素以外の要素を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。cjwsimportコマンドで無視しない拡張要素のうち,次に示す拡張要素以外の拡張要素を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51096-E)。
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wsdl:documentation要素
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jaxws:bindings要素(JAX-WS 2.2仕様のバインディング宣言)
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wsdl:documentation要素とjaxws:bindings要素は上記の順序で指定する必要があります。指定順序を誤った場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
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次の属性を指定できます。次の属性以外を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
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name属性
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message属性
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wsaw:Action属性
wsaw:Action属性については,「37.5.6 wsa:Action要素指定時の動作」を参照してください。
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(1) name属性(wsdl:fault要素)
wsdl:fault要素に含まれるname属性のサポート範囲を説明します。
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1個だけ記述できます。省略できません。省略した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。2個以上記述した場合は,XML Processorのエラーになります。
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指定できる値については,「20.2.1 NCName型に指定できる値」を参照してください。