20.1.4 wsdl:message要素
wsdl:message要素のサポート範囲を説明します。
-
wsdl:definitions要素の子要素として,1個以上記述できます。省略できません※。省略した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51050-E)。
- 注※
-
WSDLのインポート機能を使用する場合は,インポート関係にあるすべてのWSDL内で1個あれば足りるので,この場合は省略できます。また,インポート関係にあるWSDLの合計が上限になります。
-
子要素として次に示す要素を指定できます。次に示すWSDL要素以外の要素を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。cjwsimportコマンドで無視しない拡張要素を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51055-E)。
-
wsdl:documentation要素
-
wsdl:part要素
-
-
wsdl:documentation要素とwsdl:part要素は上記の順序で指定する必要があります。指定順序を誤った場合,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
-
name属性を指定できます。name属性以外の属性は指定できません。name属性以外の属性を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
- 〈この項の構成〉
(1) name属性(wsdl:message要素)
wsdl:message要素に含まれるname属性のサポート範囲を説明します。
-
1個だけ記述できます。省略できません。省略した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。2個以上記述した場合は,XML Processorのエラーになります。
-
指定できる値については,「20.2.1 NCName型に指定できる値」を参照してください。ただし,同じwsdl:definitions要素以下にあるほかのwsdl:message要素のname属性と同じ値は指定できません。同じ値を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。