20.1.1 wsdl:definitions要素
wsdl:definitions要素のサポート範囲を説明します。
-
WSDLファイルのルート要素として1個だけ記述できます。省略できません。省略または2個以上記述した場合は,XML Processorのエラーになります。
-
子要素として次に示す要素を指定できます。次に示すWSDL要素以外の要素を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。cjwsimportコマンドで無視しない拡張要素のうち,次に示す要素以外の拡張要素を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51053-E)。
-
wsdl:documentation要素
-
jaxws:bindings要素(JAX-WS 2.2仕様のバインディング宣言)
-
wsdl:import要素
-
wsdl:types要素
-
wsdl:message要素
-
wsdl:portType要素
-
wsdl:binding要素
-
wsdl:service要素
-
-
wsdl:documentation要素とjaxws:bindings要素は,上記の順序で指定する必要があります。ただし,それ以外の要素は,指定する順序を問いません。
wsdl:documentation要素とjaxws:bindings要素の指定順序を誤った場合,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
-
次の属性を指定できます。次の属性以外を指定した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。
-
name属性
-
targetNamespace属性
-
(1) name属性(wsdl:definitions要素)
wsdl:definitions要素に含まれるname属性のサポート範囲を説明します。
-
0個または1個記述できます。2個以上記述した場合は,XML Processorのエラーになります。
-
指定できる値については,「20.2.1 NCName型に指定できる値」を参照してください。
(2) targetNamespace属性(wsdl:definitions要素)
wsdl:definitions要素に含まれるtargetNamespace属性のサポート範囲を説明します。
-
1個だけ記述できます。省略できません。省略した場合は,標準エラー出力とログにエラーメッセージが出力され,cjwsimportコマンドの処理が終了されます(KDJW51029-E)。2個以上記述した場合は,XML Processorのエラーになります。
-
指定できる値については,「15.1.1(2) 名前空間の条件」を参照してください。