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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド


16.2.9 javax.jws.WebServiceアノテーション

javax.jws.WebServiceアノテーションは,SEIおよびWebサービス実装クラスに必須です。

javax.jws.WebServiceアノテーションを使用したカスタマイズ例を次の図に示します。

図16‒17 javax.jws.WebServiceアノテーションを使用したカスタマイズ例

[図データ]

なお,javax.xml.ws.WebServiceProviderアノテーションとjavax.jws.WebServiceアノテーションは,どちらか一方しか指定できません。

〈この項の構成〉

(1) targetNamespace要素(javax.jws.WebService)

SEIでtargetNamespace要素を指定した場合,指定した名前空間は,types要素,message要素,およびportType要素に対して有効です。

Webサービス実装クラスでこの要素を指定した場合,指定した名前空間は,binding要素およびservice要素に対して有効です。Webサービス実装クラスで,javax.jws.WebServiceアノテーションのendpointInterface要素を使用しない場合,暗黙のSEIとWebサービス実装クラスの両方に同じ名前空間を指定したものと見なされます。

targetNamespace要素には,http://またはurn:のプロトコルを名前空間として指定します。指定できる名前空間の形式および文字列を示します。

(2) endpointInterface要素(javax.jws.WebService)

endpointInterface要素を指定するときの注意事項について説明します。

(3) name要素(javax.jws.WebService)

name要素は,ポートタイプ名のマッピングをカスタマイズするときに指定します。name要素に要素値を指定すると,ポートタイプ名をマッピングのデフォルト値に持つすべての要素もカスタマイズできます。

name要素を指定するときの注意事項について説明します。

(4) serviceName要素(javax.jws.WebService)

serviceName要素は,サービス名のマッピングをカスタマイズするときに指定します。

serviceName要素を指定するときの注意事項について説明します。

(5) portName要素(javax.jws.WebService)

portName要素は,ポート名のマッピングをカスタマイズするときに指定します。

(6) wsdlLocation要素(javax.jws.WebService)

wsdlLocation要素は,Webサービスの呼び出しで参照される値になるため,hwsgenコマンドの実行時には解釈されません。