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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Webサービス開発ガイド


3.5.1 WARファイルの構成

POJOのWebサービスで使用するWARファイルは,次の表に示す構成にする必要があります。

表3‒1 WARファイルの構成

ディレクトリ

備考

/

META-INF/

MANIFEST.MF

WEB-INF/

web.xml

作成したweb.xmlです。

classes/

コンパイルしたJavaクラスを格納します。

lib/

コンパイルしたJavaクラスを含むJARファイルを格納します。

wsdl/

作成したWSDLを格納します。WSDLをWebサービスのメタデータとして公開するには,このディレクトリに含める必要があります。なお,別のWARファイルおよびEJB JARファイルに含まれるWSDLファイルをこのディレクトリに含めないでください。

(凡例)

−:説明や補足事項が特にないことを示します。

  • cosminexus-jaxws.xmlをWARファイルに含める場合は,WEB-INFディレクトリ直下に含めます。cosminexus-jaxws.xmlについては,「10.3 cosminexus-jaxws.xmlによるカスタマイズ」を参照してください。

  • Application ServerのJAX-WSエンジンでは,同一のWARファイルに,複数のWebサービスを含められます。複数のWebサービスを含める場合,異なる機能を持つクラスのクラス名は重複できません。異なる機能を持つクラスのクラス名が重複していると,Webサービスが正常に動作しないおそれがあります。ただし,複数のWebサービスで同じクラスを利用する場合は,クラス名が重複していてもかまいません。

  • cjwsimportコマンドがpackage-info.javaを生成した場合は,パッケージ名から名前空間へのマッピングに必要なアノテーションなどのWebサービスに必要な情報が出力されているため,必ずpackage-info.javaをWARファイルに含めてください。