3.4 web.xmlの作成
ここでは,POJOのWebサービスで使用するWARファイルに含まれるweb.xmlについて説明します。
web.xmlを作成する場合,ファイル名称は"web.xml"とし,WARファイルを構成するWEB-INFディレクトリの直下に格納します。web.xmlの格納が必須かどうかは,J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル(usrconf.properties)のwebserver.container.jaxws.webservice.no_webxml.enabledプロパティの設定値によって異なります。
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"strict"または"true"(推奨は"strict")を設定した場合
WEB-INFディレクトリの直下に"web.xml"という名称でweb.xmlを格納するかどうかは任意です。格納する場合,Webサービスの実行に必要な定義が記述されていなければなりません。
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"lax"を設定した場合
WEB-INFディレクトリの直下に"web.xml"という名称でweb.xmlを格納するかどうかは任意です。格納する場合,Webサービスの実行に必要な定義が記述されていなくてもかまいません。
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"none"または"false"(推奨は"none")を設定した場合
必ずWEB-INFディレクトリの直下に"web.xml"という名称でweb.xmlを格納してください。
次に,Webサービスの実行に必要な定義,web.xmlの例,およびweb.xmlをWARファイルに含めない場合の動作について説明します。