7.4 実行環境へのJ2EEアプリケーションのインポート
ビルドファイルを使用して作成したJ2EEアプリケーション(EARファイル)を実行環境にインポートします。なお,EARファイルを実行環境にインポートするときの方法には,EARファイルを,アーカイブ形式としてインポートする方法と,展開ディレクトリ形式としてインポートする方法があります。どちらの方法の場合も,インポートにはサーバ管理コマンドまたは運用管理ポータルを使用できます。J2EEアプリケーションの形式ごとに,インポート方法を説明します。
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アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションとしてインポートする
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サーバ管理コマンドを使用する場合
cjimportappコマンドに-fオプションを指定して,コマンドを実行します。-fオプションにはEARファイルを指定します。
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運用管理ポータルを使用する場合
運用管理ポータルの[J2EEアプリケーションのインポート]画面を使用します。
サーバ管理コマンドでのインポート手順については,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「8.1.1 アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションのインポート」を参照してください。また,運用管理ポータルでのインポート手順については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「12.3.3 J2EEアプリケーションのインポート」を参照してください。
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展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションとしてインポートする
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サーバ管理コマンドを使用する場合
cjimportappコマンドに-fオプションおよび-dオプションを指定して,コマンドを実行します。-fオプションにはEARファイルを,-dオプションにはEARファイルの展開先ディレクトリを指定します。
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運用管理ポータルを使用する場合
EARファイルをいったん解凍してからインポートします。インポートには,[アプリケーションディレクトリのインポート]画面を使用します。
サーバ管理コマンドでのインポート手順については,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「8.1.2 展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションのインポート」を参照してください。また,運用管理ポータルでのインポート手順については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「12.3.4 アプリケーションディレクトリのインポート」を参照してください。
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