12.3.3 J2EEアプリケーションのインポート
[J2EEアプリケーションのインポート]画面を次の図に示します。
(1) 機能概要
論理J2EEサーバにアーカイブ形式のJ2EEアプリケーションをインポートします。
J2EEサーバクラスタの場合,クラスタを構成しているすべてのJ2EEサーバに対してインポートが成功したときに,実行結果は「成功」と表示されます。一つでも失敗すると「失敗」と表示されます。アプリケーション名(表示名)に使用できる文字は,半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),プラス(+),ハイフン(-),およびピリオド(.)です。
(2) 表示手順
画面の表示手順を次に示します。
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運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
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ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
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[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[<J2EEサーバ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
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[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[アプリケーション]をクリックします。または,[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバクラスタ]−[<J2EEサーバクラスタ名>]−[メンバ]−[<J2EEサーバ名>]−[アプリケーション]をクリックします。
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[インポート]タブをクリックします。
(3) 操作手順
画面での操作手順を次に示します。
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[インポートディレクトリ]を指定します。
インポートするJ2EEアプリケーションファイルを配置したディレクトリを[インポートディレクトリ]に指定して[適用]ボタンをクリックします。
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[J2EEアプリケーションファイル]を指定します。
インポートディレクトリ下に配置されているJ2EEアプリケーションファイルがメニューに表示されます。
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[実行]ボタンをクリックします。
結果確認画面が表示されます。結果確認画面の[実行結果]に「実行中」または「実行待ち」と表示されます。処理が終了すると,[実行結果]が「成功」または「失敗」に更新されます。
なお,エラーが表示された場合は,[戻る]アンカーをクリックして原因を取り除き,再度実行します。
(4) 画面詳細
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
(a) [J2EEアプリケーションのインポート]画面
- インポートディレクトリ
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J2EEアプリケーションファイルを配置した登録ディレクトリを,Management Server稼働ホストの絶対パスで指定します。デフォルトでは,「<Application Serverのインストールディレクトリ>\apps」が表示されます。
- [適用]ボタン
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[インポートディレクトリ]で指定した内容を有効にします。
- J2EEアプリケーションファイル(必須)
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インポートディレクトリに配置された,拡張子が「ear」または「zip」のファイルが表示されます。デフォルトでは,「選択してください」が表示されます。
- [実行]ボタン
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[J2EEアプリケーションファイル]で選択されたJ2EEアプリケーションファイルを論理J2EEサーバにインポートします。
- [リセット]ボタン
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指定した内容をリセットします。
(b) 結果確認画面
- 論理J2EEサーバ名
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論理J2EEサーバを構成するJ2EEサーバが表示されます。
- ホスト名
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J2EEサーバが定義されたホスト名が表示されます。
- 実行結果
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操作の実行結果として,「成功」,「失敗」,「実行中」,「実行待ち」のどれかが表示されます。
- [戻る]アンカー
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[J2EEアプリケーションのインポート]画面に戻ります。