8.3.14 hrmlstrn(トランザクション状態の表示)
(1) 形式
hrmlstrn 〔-S システム名〕
(3) オプション
- -S システム名
-
〜<先頭が英字の1〜3文字の大文字英字または数字>
コマンドの操作対象となるシステム名(RMSystemNameプロパティ指定値)を指定します。
指定を省略した場合は,HRM_SYSTEM_NAME環境変数に指定したシステム名が設定されます。HRM_SYSTEM_NAME環境変数にもシステム名が指定されていないときはエラーが発生します。
(4) 出力形式
-
ローカルトランザクションの場合
timestamp = aa....aa transaction id bb....bb transaction state = cc....cc
-
トランザクションマネジャでのグローバルトランザクションの場合
timestamp = aa....aa transaction id XID(dd....dd,ee....ee) transaction state = cc....cc
- aa....aa
-
トランザクション開始時刻(文字列)
YYYY/MM/DD hh:mm:ssの形式で表示されます。不明の場合はアスタリスク(*)が表示されます。
-
YYYY:西暦
-
MM:月
-
DD:日
-
hh:時間
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mm:分
-
ss:秒
-
- bb....bb
-
ローカルトランザクション識別子(文字列)
- cc....cc
-
トランザクションの状態(文字列)
次に示すどれかが表示されます。
-
永続版リソースアダプタの場合
・NON_EXISTENT:初期状態
・ACTIVE:トランザクション処理中
・IDLE:トランザクション指示待ち
・PREPARED:トランザクション決着指示待ち
・ROLLBACK_ONLY:ロールバック指示待ち
・HEURISTIC_COMPLETED(詳細情報):ヒューリスティック決着済み
詳細情報として,次に示すどちらかが表示されます。
・HEURCOM:ヒューリスティックコミット
・HEURRB:ヒューリスティックロールバック
・PREPARED_OR_HEURISTIC:トランザクション決着指示待ちまたは
ヒューリスティック決着済み
・LOCAL_ACTIVE:ローカルトランザクション処理中
-
非永続版リソースアダプタの場合
・LOCAL_ACTIVE:ローカルトランザクション処理中
-
次に示すオプションは永続版リソースアダプタでだけ使用できます。
- dd....dd
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グローバルトランザクション識別子(文字列)
- ee....ee
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ブランチ識別子(文字列)
(5) 注意事項
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アプリケーションが使用するトランザクションの状態だけが表示されます。Reliable Messagingが内部で使用するトランザクションの状態は表示されません。
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非永続版リソースアダプタの場合,ローカルトランザクションの状態だけ表示されます。