Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


-XX:[+|-]HitachiVerboseGCPrintThreadCount(スレッド数の出力オプション)

〈このページの構成〉

形式

-XX:+HitachiVerboseGCPrintThreadCount

Javaスレッドの数を出力します。

-XX:-HitachiVerboseGCPrintThreadCount

Javaスレッドの数を出力しません。

説明

Javaスレッドの数を監視するために,Javaスレッドの数をJavaVMログファイルに出力するかどうかを指定します。

スレッドは,スタックに使用するためのメモリをCヒープとして個々で確保します。このため,スレッド数が多くなると,Cヒープの確保量もスレッド数に比例して多くなります。-XX:+HitachiVerboseGCPrintThreadCountオプションを指定することで,Javaスレッドの数を監視できるようになり,Cヒープの確保量の把握ができるようになります。

デフォルト値
  • -XX:+HitachiVerboseGCPrintThreadCount

前提オプション
  • -XX:+HitachiVerboseGC

出力形式

[id] <date> (Skip Full:full_count, Copy:copy_count, Inc:inc_count) [gc_kind gc_info, gc_time secs][Eden: eden_info][Survivor: survivor_info][Tenured: tenured_info][Metaspace: metaspace_info][class space: class_space_info][cause:cause_info] [User: user_cpu secs][Sys: system_cpu secs][IM: jvm_alloc_size, mmap_total_size, malloc_total_size][TC: thread_count][DOE: doe_alloc_size, called_count]

出力内容を次に示します。なお,ここでは,このオプションによって出力される項目について説明します。ここで説明している以外の項目については,「-XX:[+|-]HitachiVerboseGC(拡張verbosegc情報出力オプション)」の出力形式の説明を参照してください。

thread_count

Javaスレッドの数。

出力例

[VGC]<Wed Jan 27 13:03:36 2010>(Skip Full:0,Copy:0)[GC 489K->152K(3520K), 0.0156080 secs][DefNew::Eden: 489K->0K(2048K)][DefNew::Survivor: 0K->63K(64K)][Tenured: 0K->88K(1408K)][Metaspace: 3634K(4492K, 4492K)->3634K(4492K, 4492K)][class space: 356K(388K, 388K)->356K(388K, 388K)][cause:ObjAllocFail][IM: 729K, 928K, 0K][TC: 509]