-XX:[+|-]HitachiVerboseGCPrintTenuringDistribution(Survivor領域の年齢分布出力オプション)
形式
- -XX:+HitachiVerboseGCPrintTenuringDistribution
-
Survivor領域の年齢分布をJavaVMログファイルへ出力します。
- -XX:-HitachiVerboseGCPrintTenuringDistribution
-
Survivor領域の年齢分布をJavaVMログファイルへ出力しません。
説明
Survivor領域の年齢分布をJavaVMログファイルへ出力するかどうかを指定します。
- デフォルト値
-
-
-XX:-HitachiVerboseGCPrintTenuringDistribution
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- 前提オプション
-
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-XX:+HitachiVerboseGC
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- 関連オプション
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-XX:+HitachiVerboseGCPrintDate
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-XX:+HitachiCommaVerboseGC
-
出力形式
[id]<date>[Desired survivor:size bytes][New threshold:value][MaxTenuringThreshold: max_value][age1:total_age1][age2:total_age2]…[agen:total_agen]
出力内容を次に説明します。
- id
-
PTD(JavaVMログファイル識別子)。
- date
-
GC開始日時。
- size
-
GC後のSurvivor領域内オブジェクト目標サイズ。
- value
-
次のCopyGCでTenured領域に昇格するJavaオブジェクトの年齢のしきい値。
この値は,-XX:MaxTenuringThreshold=<value>オプションと,Survivor領域のメモリサイズ,および,-XX:TargetSurvivorRatio=<value>オプションに設定した値を基に,CopyGCごとに動的に設定されます。
value値以上の年齢のJavaオブジェクトが,次のCopyGCでTenured領域に昇格します。
- max_value
-
CopyGCでTenured領域に昇格するJavaオブジェクトの年齢のしきい値(value値)の最大値(MaxTenuringThresholdオプションの指定値)。
value値は,CopyGCごとに動的に設定されますが,max_value値を超えることはありません。
また,年齢がmax_value値以上のJavaオブジェクトは,次のCopyGCで,必ず,Tenured領域に昇格します。
- total_age1
-
1歳のオブジェクトのバイト数の合計。
- total_age2
-
1歳から2歳までのオブジェクトのバイト数の合計。
- total_agen
-
1歳からn歳までのオブジェクトのバイト数の合計。
nがmax_valueに近ければ寿命の長いオブジェクトが存在するということになります。
出力例
[PTD]<Wed Jan 28 17:47:10 2009>[Desired survivor:32768 bytes][New threshold:30][MaxTenuringThreshold:30][age1:6872][age2:9632][age3:25632]