付録F.4 システムの停止方法
ここでは,バッチアプリケーションおよびバッチサーバの停止の方法について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) バッチアプリケーションの停止
バッチアプリケーションの停止の方法について説明します。
バッチアプリケーションが停止していない場合に,cjkilljobコマンドを使用してバッチアプリケーションを停止します。なお,cjkilljobコマンドの実行には,Administrator権限が必要です。Windowsの場合,管理者特権でコマンドを実行してください。
cjkilljobコマンドは,メソッドキャンセルまたはCTMによりバッチアプリケーションを停止します。停止に失敗した場合は,バッチサーバを強制停止します。
バッチアプリケーションの停止手順を次に示します。
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cdコマンドでカレントディレクトリを移動します。
cd "<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\batch\bin"
-
cjkilljobコマンドでバッチサーバを停止します。
コマンドの実行には,Administrator権限が必要です。
バッチアプリケーションの停止には,サーバ名称を指定する場合とジョブIDを指定する場合があります。
- サーバ名称を指定する場合
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メソッドキャンセルによってバッチアプリケーションを停止します。
cjkilljob <サーバ名称>
- ジョブIDを指定する場合
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CTMによってバッチアプリケーションを停止します。
ジョブスケジューリング機能を使用している場合にだけ使用できます。
cjkilljob -jobID <ジョブID>
(2) バッチサーバの停止
バッチサーバの停止の手順を次に示します。
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cdコマンドでカレントディレクトリを移動します。
cd "<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\server\bin"
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cjstopsvコマンドでバッチサーバを停止します。
コマンドの実行には,Administrator権限が必要です。
cjstopsv <サーバ名称>
cjstopsvコマンドの実行例を次に示します。この例では,Application Serverのインストールディレクトリは「C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus」,サーバ名は「MyServer」です。
C:\>cd "C:\Program Files\HITACHI\Cosminexus\CC\server\bin" C:\Program Files\HITACHI\Cosminexus\CC\server\bin>cjstopsv MyServer C:\Program Files\HITACHI\Cosminexus\CC\server\bin>
なお,バッチサーバでの処理が終了しないなどの原因で,バッチサーバの停止処理が完了しない場合があります。この場合,バッチサーバを強制的に停止する必要があります。バッチサーバを強制停止する場合,cjstopsvコマンドに-fオプションまたは-fdオプションを指定して実行します。-fdオプションを指定すると,バッチサーバの障害情報を取得したあと,バッチサーバを強制停止します。