snapshotlog(snapshotログの収集)
形式
snapshotlog <出力ファイル名> [<snapshotログ収集対象定義ファイル名>]
機能
snapshotログを収集します。snapshotログは,業務システムにトラブルが発生した場合に,調査用資料として利用できます。このコマンドは,Management Serverを利用しないで運用している場合も実行できます。また,定義送付資料の収集に使用します。
snapshotログ情報については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の「2.3.3 snapshotログの収集」を参照してください。
引数
- <出力ファイル名>
-
収集したsnapshotログを出力するZIPファイルを指定します。
ファイル名だけを指定した場合は,カレントディレクトリ下に指定したファイル名でZIPファイルが作成されます。
フルパスで指定した場合は,指定したディレクトリ下に指定した名前でZIPファイルが作成されます。
拡張子に「.zip」以外を指定した場合も,ZIP形式で出力されます。
- <snapshotログ収集対象定義ファイル名>
-
snapshotログ収集対象定義ファイルをフルパスで指定します。省略した場合,次のファイルに定義されたファイルが収集対象になります。空白を含む場合は,""(ダブルクォーテーション)で囲みます。
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Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\config\snapshotlog.conf
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UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/config/snapshotlog.conf
なお,snapshotログ収集対象定義ファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「10.2.1 snapshotログ収集対象定義ファイル」を参照してください。
-
入力例
- カレントディレクトリに出力する場合
snapshotlog snapshot.zip
- 指定したディレクトリに出力する場合
-
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Windowsの場合
snapshotlog c:\tmp\snapshot.zip
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UNIXの場合
snapshotlog /tmp/snapshot.zip
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- snapshotログ収集対象定義ファイル名を指定した場合
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Windowsの場合
snapshotlog snapshot.zip c:\temp\snapshotlog.conf
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UNIXの場合
snapshotlog snapshot.zip /temp/snapshotlog.conf
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- 定義資料を指定したディレクトリに出力する場合
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Windowsの場合
snapshotlog c:\tmp\snapshot.zip <Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\config\snapshotlog.param.conf
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UNIXの場合
snapshotlog /tmp/snapshot.zip /opt/Cosminexus/manager/config/snapshotlog.param.conf
-
戻り値
- 0:
-
正常終了しました。
- 1:
-
実行時エラーが発生しました。
- 2:
-
シンタックスエラーが発生しました。