7.3.3 set
引数を二つ指定して,一つ目の引数に指定された変数に二つ目で指定された値を設定します。
値を設定したあと,対象の論理J2EEサーバ,またはJ2EEアプリケーションが再起動または再デプロイされた場合,値を再設定してください。"-t"オプションに論理J2EEサーバ,または論理パフォーマンストレーサ以外の論理サーバが指定された場合は,エラーとなります。
サブコマンドsetに指定できる引数を次に示します。
表7‒4 サブコマンドsetに指定できる引数
引数
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説明
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ターゲット指定
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論理サーバ
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ホスト
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jvmSamplingTime <n>
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JavaVMについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1
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○
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−
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webContainerSamplingTime <n>
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Webコンテナについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1
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○
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−
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tranSamplingTime <n>
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トランザクションについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1,※2
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○
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−
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httpSvrSamplingTime <n>
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管理用サーバについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1
なお,管理用サーバの情報は内部で使用する管理用サーバの情報のため,取得しないことを推奨します。
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○
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−
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httpSvrConnSamplingTime <n>
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HTTPサーバコネクタについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1
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○
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−
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dataSrcFullSamplingTime <n>
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データソース(OTS 1.2対応のJTA)についてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1,※3
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○
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−
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resAdapterSamplingTime <n>
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リソースアダプタについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1,※3
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○
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−
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ejbSamplingTime <n>
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EJBについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1,※3
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○
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−
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webAppSamplingTime <n>
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Webアプリケーションについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1,※3
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○
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−
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servletSamplingTime <n>
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サーブレットについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1,※3
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○
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−
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reqUrlSamplingTime <n>
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設定以降に要求される各URLのサンプリング時間を<n>秒にします。※1,※3
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○
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−
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allPrfTraceLevel STANDARD|DETAIL | <tracelevel>
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運用管理ドメイン内のすべてのパフォーマンストレーサについてPRFトレース取得レベルを設定します。※4
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−
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−
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prfTraceLevel STANDARD|DETAIL | <tracelevel>
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指定されたパフォーマンストレーサ,または指定されたホスト内のパフォーマンストレーサのPRFトレース取得レベルを設定します。※4
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○
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○
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- (凡例)
-
○:指定できます。
−:指定できません。
- 注※1
-
-2147483647≦n≦3600(秒)の整数値を指定します。この範囲以外の値が指定された場合はエラーとなります。なお,n≦0の場合は統計値取得スイッチをOFFにします。また,0<n<10の場合はn=10とします。指定値による動作を次に示します。
0以下の値が指定された場合は,統計を停止します。
1以上9以下の値が指定された場合は,サンプリング時間をデフォルト(10秒)に設定して,統計を開始します。
10以上の値が指定された場合は,サンプリング時間を指定された値に設定して,統計を開始します。
- 注※2
-
最初のトランザクション開始後に設定する必要があります。
- 注※3
-
この変数を設定後にJ2EEアプリケーションをデプロイした場合,新たに設定する必要があります。
- 注※4
-
パフォーマンストレーサへの操作については,稼働中のパフォーマンストレーサが対象となります。
- STANDARD
-
PRFトレース取得レベルを「標準」に設定します。
- DETAIL
-
PRFトレース取得レベルを「詳細」に設定します。
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