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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


ctmlogcat(メッセージの編集と出力)

〈このページの構成〉

形式

ctmlogcat [-h] | [-d | -t <CTM識別子>]

機能

CTMで出力したメッセージを編集して標準出力に出力します。オプションによってCTMログを出力するか,CTMドメインログを出力するかを指定できます。

引数

-h

コマンドの使用方法が表示されます。

-d

CTMドメインログを出力します。

-t <CTM識別子>

指定したCTM識別子のCTMログを出力します。値は1〜31文字の英数字,またはアンダースコア(_)で指定します。省略した場合は,IPアドレスが設定されます。

すべてのオプションを省略した場合は,IPアドレスをCTM識別子とした-tオプションが設定されます。マルチホームホスト環境でCTMログを出力する場合は,-tオプションは省略できません。

例えば,ホストのIPアドレスが"192.17.113.19"の場合,"-t 192.17.113.19"が設定されます。

戻り値

0:

正常終了しました。出力するデータがない(KFCT73591-Iメッセージが出力された)場合,および-hオプションを指定した場合も0が返却されます。

0以外:

コマンド処理中にエラーが発生したため,異常終了しました。出力されるメッセージに従って対策したあと,再度コマンドを実行してください。

注意事項