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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド


10.5.2 展開ディレクトリ形式のアプリケーション

リロード機能を使用する場合は,アプリケーションの再生成(EARファイル作成)が不要となり,直接クラスファイルを置き換えるだけでよいため,アプリケーションの入れ替えが容易になります。

リロード機能は,展開ディレクトリ形式を使用し,開始状態およびリロードに失敗して停止状態にあるJ2EEアプリケーションに対してだけ実行できます。

リロード機能を実現するには,次の二つの手段があります。

ここでは,コマンドの実行によるリロード機能について説明します。

リロード機能によって,J2EEアプリケーションに入れ替える手順を次に示します。

  1. 更新するJavaプログラムをコンパイルします。

  2. リロードコマンドを実行します。

次のリロードコマンドを実行して,展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションを入れ替えます。

〈この項の構成〉

(1) 実行形式

cjreloadapp [サーバ名] -name アプリケーション名 [-t 強制リロード開始までのタイムアウト時間]

(2) 実行例

cjreloadapp MyServer -name App1

cjreloadappコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjreloadapp(アプリケーションのリロード)」を参照してください。

リロード機能の詳細および更新検知によるリロード機能については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「18.8 J2EEアプリケーションの更新検知とリロード」を参照してください。

(3) 注意事項