1.3.1 管理するJ2EEアプリケーション
管理するJ2EEアプリケーションの形式と,J2EEアプリケーションを構成するコンポーネントについて説明します。
(1) J2EEアプリケーションの形式
アプリケーション設定操作で管理するのは,次のどちらかの形式のアプリケーションです。
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アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション
J2EEサーバの作業ディレクトリ下に,J2EEアプリケーションのコンポーネントの構成ファイルを持つ形式です。
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展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーション
J2EEサーバの作業ディレクトリ下に,J2EEアプリケーションのコンポーネントの構成ファイルを持たないで,J2EEサーバの外部にある構成ファイルを論理的なJ2EEアプリケーションとして使用する形式です。
J2EEアプリケーションの形式の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「18. J2EEアプリケーションの形式とデプロイ」を参照してください。
(2) J2EEアプリケーションを構成するコンポーネント
アプリケーション設定操作では,次のコンポーネントで構成されるJ2EEアプリケーションを管理します。
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サーブレット・JSPで構成されたJ2EEアプリケーション
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Enterprise Beanで構成されたJ2EEアプリケーション
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サーブレット・JSPとEnterprise Beanで構成されたJ2EEアプリケーション
また,J2EEアプリケーションのコンポーネントにリソースアダプタを含めて,管理することもできます。
アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションの場合は,コンポーネントは,J2EEアプリケーションへの追加や新規J2EEアプリケーションの作成で使うことができます。J2EEアプリケーションの作成については,「7. J2EEアプリケーションの作成」を参照してください。