19.3.6 コネクションプールの状態の確認
クラスタコネクションプールで使用しているコネクションプールの状態は,次の二つの方法で参照できます。
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cjlistrarコマンドで,デプロイされているすべてのリソースアダプタの,リソースアダプタ名とメンバコネクションプールの状態を参照します。
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cjlistpoolコマンドで,メンバコネクションプールの情報を参照します。
メンバコネクションプールの情報を参照して,必要に応じてメンバコネクションプールを閉塞/一時停止/再開します。コネクションプールの状態定義については,「19.1.4 クラスタコネクションプールの動作」を参照してください。
(1) コネクションプールの状態の参照
デプロイされているすべてのリソースアダプタについて,リソースアダプタ名とリソースアダプタの状態が表示されます。リソースアダプタがクラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタの場合には,コネクションプールの状態も表示されます。
次に示すコマンドを実行して,コネクションプールの状態を参照します。
- 実行形式
cjlistrar [<サーバ名>] [-nameserver <プロバイダURL>] -clusterpool
- 実行例
cjlistrar MyServer -clusterpool
cjlistrarコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjlistrar(リソースアダプタの一覧表示)」を参照してください。
(2) メンバコネクションプールの情報の参照
コネクションプールの情報が表示されます。リソースアダプタがクラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタの場合には,メンバコネクションプールの情報も表示されます。
次に示すコマンドを実行して,すべてのリソースアダプタのコネクションプール情報を参照します。
- 実行形式
cjlistpool [<サーバ名>] [-nameserver <プロバイダURL>] -resall
- 実行例
cjlistpool MyServer -resall
特定のリソースアダプタについて,コネクションプールの情報を表示する場合は次のコマンドを実行します。
- 実行形式
cjlistpool [<サーバ名>] -resname <リソースアダプタの表示名>
- 実行例
cjlistpool MyServer -resname DB_Connector_for_Oracle_ClusterPool_Member
リソースアダプタのコネクションプール情報が表示されます。
cjlistpoolコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjlistpool(コネクションプールの一覧表示)」を参照してください。
- 注意事項
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cjlistpoolコマンドは,ルートリソースアダプタに対しては実行できません。