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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編


19.7 N:1リカバリシステムの起動と停止(UNIXの場合)

この節では,HAモニタによるN:1リカバリシステムを利用する場合の,システムの起動と停止の手順について説明します。なお,HAモニタが利用できるのは,AIXまたはLinuxの場合だけです。

HAモニタによるN:1リカバリシステムを利用して運用する場合は,あらかじめ実行系と待機系の2種類のホストの用意や,HAモニタの監視の対象となる運用管理エージェントを監視・起動・停止するスクリプトの登録など,必要な環境設定をしておく必要があります。設定方法については,「19.5 N:1リカバリシステムの設定(UNIXの場合)」を参照してください。

ポイント

HAモニタによるN:1リカバリシステムを利用する場合,Management Serverは運用管理サーバで起動して,個々のアプリケーションサーバのホストでは,運用管理エージェントだけを起動します。なお,個々のアプリケーションサーバのホストでは,運用管理エージェントをOS起動と同時に起動する設定にしないでください。

また,次のコマンドは,HAモニタが提供しているコマンドです。詳細は,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。

〈この節の構成〉