10.2.2 CTMの稼働統計情報の出力先と出力情報
収集した稼働統計情報はCSV形式で出力されて,ZIP形式で圧縮されます。稼働統計情報が出力されるCSVファイルを,稼働統計出力ファイルといいます。
収集した稼働統計出力ファイルの出力先と出力情報について説明します。
なお,稼働統計出力ファイルは,稼働統計情報を収集する対象ごとに次の表に示すファイル名で出力されます。
稼働統計情報の収集対象 |
ファイル名 |
---|---|
運用管理ドメイン内のすべてのCTM |
<ドメイン名>-<日時>.zip |
運用管理ドメイン内の指定したCTM |
<論理サーバ名>-<日時>.zip |
指定したホスト内のCTM |
<ホスト名>-<日時>.zip |
注 出力された稼働統計出力ファイル(CSV形式)は,ZIP形式で圧縮されます。
また,CSV形式に出力される稼働統計情報は,CTMノード単位,キュー単位,およびメソッド単位でそれぞれ異なるファイルで出力されます。出力単位ごとの稼働統計情報のファイル名を次に示します。
出力単位 |
ファイル名 |
---|---|
CTMノード単位 |
noddata.csv |
キュー単位 |
quedata.csv |
メソッド単位 |
mtddata.csv |
- 稼働統計情報の出力情報
-
稼働統計出力ファイルに出力される情報を次の表に示します。
- 注※1
-
バッチアプリケーションを使用するシステムの場合は,cjexecjobコマンドからの要求を受信したCTMレギュレータが,バッチサーバに対して要求を送信してから応答を受信するまでの時間の差です。
- 注※2
-
バッチアプリケーションを実行するシステムでは,J2EEサーバはバッチサーバとなります。