3.4.4 実行環境での設定(J2EEサーバの設定)
稼働情報ファイルを使用したイベントの発行には,J2EEサーバおよびJ2EEアプリケーションの設定が必要です。なお,J2EEアプリケーションの設定については,cosminexus.xmlを含まないJ2EEアプリケーションのプロパティを設定または変更する場合にだけ参照してください。
- 〈この項の構成〉
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(1) J2EEサーバの設定
J2EEサーバの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。イベント発行の定義は,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に指定します。
簡易構築定義ファイルでのイベント発行の定義について次の表に示します。
表3‒25 簡易構築定義ファイルでのイベントの発行の定義
指定するパラメタ
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設定内容
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ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.enabled
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FullGC回数の監視を有効にするかどうかを指定します。デフォルトはtrueです。
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ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.threshold
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FullGC回数の監視でのしきい値を指定します。
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ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.interval
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FullGC回数の監視でのしきい値監視の間隔を指定します。
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ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.whole_waiting_request_count.enabled
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Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の監視を有効にするかどうかを指定します。デフォルトはtrueです。
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ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.whole_waiting_request_count.high_threshold
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Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の上限しきい値を指定します。
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ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.whole_waiting_request_count.low_threshold
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Webコンテナ単位の全体実行待ちリクエスト数の下限しきい値を指定します。
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ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.waiting_request_count.enabled
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Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の監視を有効にするかどうかを指定します。デフォルトはtrueです。
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ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.waiting_request_count.high_threshold
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Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の上限しきい値を指定します。
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ejbserver.management.webcontainer.stats_monitor.waiting_request_count.low_threshold
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Webコンテナ単位の実行待ちリクエスト数の下限しきい値を指定します。
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簡易構築定義ファイル,および指定するパラメタの詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.3 簡易構築定義ファイル」を参照してください。
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(2) J2EEアプリケーションの設定
実行環境でのJ2EEアプリケーションの設定は,サーバ管理コマンドおよび属性ファイルで実施します。イベント発行の定義には,WAR属性ファイルを使用します。
WAR属性ファイルで指定するタグは,cosminexus.xmlと対応しています。cosminexus.xmlでの定義については,「3.4.3 cosminexus.xmlでの定義」を参照してください。
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