3.7.1 リクエストの閉塞制御の概要
CTMを使用してリクエストをスケジューリングしている場合,特定のスケジュールキューの閉塞制御ができます。スケジュールキューを閉塞制御することによって,特定のJ2EEアプリケーションをオンライン状態で入れ替えるサービス閉塞などができるようになります。
CTMによる閉塞制御でできることは,次のとおりです。
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オンライン状態でのJ2EEアプリケーションの入れ替え
スケジュールキューにリクエストを保持した状態でJ2EEアプリケーションを入れ替えられます。
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J2EEアプリケーションの閉塞制御
リクエストの完了を待ってから,J2EEアプリケーションを閉塞させます。
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スケジュールキューの閉塞制御
スケジュールキューをすぐに閉塞させます。キューに登録済みのリクエストを破棄するかどうかを選択できます。
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J2EEサーバ異常終了時のリクエスト保持
J2EEサーバ異常終了時にスケジュールキューのリクエストを一定時間保持します。
リクエストの閉塞制御は,運用管理コマンド(mngsvrutil)で実行します。コマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「mngsvrutil(Management Serverの運用管理コマンド)」を参照してください。