2.1 この章の構成
EJBコンテナは,Enterprise Beanの実行を制御し,Enterprise Beanに各種のサービスを提供する実行環境です。
EJBコンテナの機能と参照先を次の表に示します。
機能 |
参照先 |
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Enterprise Beanの実行 |
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EJB仕様準拠のチェック |
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CMPフィールドとデータ型のマッピング |
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EJBコンテナのJNDI名前空間へのリファレンス登録※1 |
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外部リソースとの接続 |
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Enterprise Beanでのトランザクション管理※2 |
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Entity Beanのキャッシュモデル |
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Enterprise Beanのプールの管理 |
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Enterprise Beanへのアクセス制御 |
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EJBコンテナでのタイムアウトの設定 |
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Timer Serviceの機能 |
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EJBのリモートインタフェースの呼び出し |
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EJBコンテナの通信ポートとIPアドレスの固定(TPBrokerのオプション) |
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インターセプタの使用 |
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ローカルビジネスインタフェースの省略(No-Interface viewの利用) |
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Session Beanの非同期呼び出し |
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Session Synchronizationのアノテーションでの指定 |
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Singleton Session Beanの利用 |
- 注※1
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J2EEサービスのネーミング管理機能の利用によって実現します。管理機能の概要については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「2. ネーミング管理」を参照してください。
- 注※2
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J2EEサービスのトランザクション管理機能の利用によって実現します。J2EEサービスのトランザクション管理の概要については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3. リソース接続とトランザクション管理」を参照してください。
なお,アプリケーションサーバで提供するEJBコンテナの機能には,JavaEEで規定された機能にアプリケーションサーバ独自の機能を拡張したものと,アプリケーションサーバ独自の機能として提供しているものがあります。アプリケーションサーバ独自の機能かどうかについては,「1. アプリケーションサーバの機能」を参照してください。
また,EJBクライアントで使用できる機能については,「3. EJBクライアント」を参照してください。