2.3 EJB仕様準拠のチェック
EJBコンテナでは,J2EEアプリケーションの開始時に,各Enterprise Beanに対して,EJBの仕様に準拠しているかどうかをチェックします。このチェックの結果,仕様に準拠しないEnterprise Beanがあった場合は,Enterprise Beanを含むJ2EEアプリケーションの開始に失敗します。このとき,エラーメッセージが出力されます。
EJBのチェック処理は,次のタイミングで動作します。
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J2EEアプリケーションをJ2EEサーバに最初にインポートして開始する時。
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J2EEアプリケーションの構成を変更して(リデプロイ機能による変更を含む)開始する時。
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アップグレードインストールをしたあと,最初にJ2EEサーバを起動する時。
これらのタイミングで開始に成功すると,以降のJ2EEアプリケーションの開始と停止では,EJBチェック処理は動作しません。