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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)


7.5.1 Persistent Connectionによる通信制御

Persistent Connectionは,WebクライアントやリバースプロキシとNIO HTTPサーバ間で確立したTCPコネクションを持続して,複数のHTTPリクエスト間で使用し続けるための機能です。Persistent Connectionを使用することによって,コネクション接続に掛かる時間を短縮し,処理時間の短縮と通信トラフィックの軽減を図れます。

NIO HTTPサーバでは,次に示す項目を設定することで,Persistent Connectionによる通信制御を実現します。

WebサーバとWebコンテナ間のTCPコネクションは,次の設定で常設コネクションとすることを推奨します。