2.6.4 設定できる文字エンコーディング
デフォルトの文字エンコーディングとして設定できる文字は,JavaVMがサポートしている文字エンコーディングとなります。JavaVMがサポートしている文字エンコーディングについては,JDKのドキュメントのサポートされているエンコーディングに関する説明を参照してください。
また,指定できる文字列は,java.nio API用の正準名とjava.lang API用の正準名に記載されている文字エンコーディング,およびそれらの別名になります。
- 注意事項
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J2EEアプリケーションの開発環境と運用環境のOSが異なる場合で,J2EEアプリケーションを,実行時情報を含むEARファイルでエクスポートおよびインポートするときは,開発環境のOSと運用環境のOSの両方でサポートしている文字エンコーディングを設定してください。開発環境で設定した文字エンコーディングが運用環境でサポートされていない場合は,アプリケーション開始時に例外が発生することがあります。
また,設定したデフォルトの文字エンコーディングは,JavaVMでサポートしている文字エンコーディングかどうか検証されます。検証のタイミングは,デフォルトの文字エンコーディングの設定方法によって異なります。文字エンコーディングの検証のタイミングについて,次の表に示します。
検証のタイミング |
サポートされていない文字エンコーディングが設定されていた場合の動作 |
---|---|
J2EEサーバ開始時 |
警告メッセージを出力し,J2EEサーバ開始処理を続行します。なお,設定した文字エンコーディングは無視されます。 |
サーバ管理コマンド(cjsetappprop)実行時 |
エラーメッセージを出力し,サーバ管理コマンドの処理を中止します。 |
cjjspcコマンド実行時※ |
エラーメッセージを出力し,コマンドの処理を終了します。 |