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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド


4.8.4 HWSGracefulStopTimeoutディレクティブとManagerの停止監視時間の設定に関する注意点

次の表に示す条件に応じて,論理WebサーバにHWSGracefulStopTimeoutディレクティブを設定してください。

表4‒44 HWSGracefulStopTimeoutディレクティブの設定に関する注意点

Cosminexus Component Containerのバージョン

WebSocket使用有無

注意点

11-00-01より前

設定不要※1

11-00-01以降

使用しない

停止監視時間を,HWSGracefulStopTimeoutディレクティブのデフォルト値以上の値に変更する場合,HWSGracefulStopTimeoutディレクティブには,0,または停止監視時間より大きな値を設定してください。※2 ※3 ※5

使用する

HWSGracefulStopTimeoutディレクティブには,1以上,かつ停止監視時間より小さな値を設定してください。※2 ※4 ※5

(凡例)−:該当しません。

注※1 ManagerがHWSGracefulStopTimeoutディレクティブに自動で0を設定します。

注※2 停止監視時間とHWSGracefulStopTimeoutディレクティブの両方に0を設定すると,Cosminexus HTTP Serverが正常停止できなかった場合に,無限に待ち続けてしまうため,停止監視時間の0(監視しない)と,HWSGracefulStopTimeoutディレクティブの0を,同時に設定しないでください。

注※3 Managerから停止した場合に停止監視時間より先にCosminexus HTTP Serverがタイムアウトするのを防ぐためです。

注※4 Managerから停止した場合に停止監視時間より先にCosminexus HTTP Serverがタイムアウトしないことによって,ManagerがCosminexus HTTP Serverを強制停止するのを防ぐためです。

注※5 KeepAliveTimeoutディレクティブには,停止監視時間より小さい値を設定してください。

HWSGracefulStopTimeoutディレクティブを運用管理ポータルで設定する場合は,追加ディレクティブで設定してください。追加ディレクティブについては,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「10.9.1 Webサーバの設定」を参照してください。Smart Composerで設定する場合は,AppendDirectivesパラメタ(追加ディレクティブ)で設定してください。AppendDirectivesパラメタについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.10.2 Webサーバ用定義を設定するパラメタ」を参照してください。

KeepAliveTimeoutディレクティブを運用管理ポータルで設定する場合は,KeepAlive接続時の要求待ち時間で設定してください。KeepAlive接続時の要求待ち時間については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「10.9.1 Webサーバの設定」を参照してください。Smart Composerで設定する場合は,KeepAliveTimeoutパラメタで設定してください。KeepAliveTimeoutパラメタについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.10.2 Webサーバ用定義を設定するパラメタ」を参照してください。