4.1.12 論理サーバの環境変数を設定する
Management Serverを使用する場合には,次の定義個所で論理サーバに環境変数が設定できます。この設定は,各ホストで実施します。論理サーバの環境変数の設定時の確認事項については,「4.1.13 論理サーバの環境変数を設定するときの確認事項」を参照してください。
-
簡易構築定義ファイルもしくは構成変更定義ファイルのuser.env.variableパラメタ,または運用管理ポータルの[環境変数の設定]画面
-
adminagent.xml(運用管理エージェント設定ファイル)
-
OSの環境変数(Windowsの場合はシステム環境変数,UNIXの場合は運用管理エージェントを起動するシェルでの環境変数)
同一の環境変数をそれぞれの定義個所で設定している場合は,1.,2.,3.の順序で設定値が優先され,論理サーバに設定されます。
2.(adminagent.xml)には,インストール時点で環境変数が設定されています。3.(OSの環境変数)で,2.(adminagent.xml)に設定されている環境変数を設定しても,設定は有効になりません。このため,論理サーバの環境変数は,1.(簡易構築定義ファイル,構成変更定義ファイル,運用管理ポータル),または2.(adminagent.xml)で設定することをお勧めします。
- 注意事項
-
Windowsの場合,論理Webサーバに設定した環境変数はHTTP Serverのサービスプログラム(制御プロセス,サーバプロセス)には引き継がれません。そのため,CGIプログラムなどから参照できません。