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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


3.11.2 HTTP受付サービス選択定義ファイル

〈この項の構成〉

(1) 形式

<HTTPメソッド名>[,<ホスト名>]=<ビジネスプロセス名>

(2) 機能

ユーザ定義受付(呼出先選択)であるHTTP受付の場合に,HTTP受付から呼び出すビジネスプロセス,およびビジネスプロセスを呼び出す条件を設定します。このファイルは,開発環境のユーザ定義受付定義画面でユーザ定義受付(呼出先選択)のHTTP受付を定義する際に,独自定義ファイルとして設定します。

ユーザ定義受付(呼出先選択)のHTTP受付の定義手順については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編」の「付録K ユーザ定義受付(呼出先選択)の定義」を参照してください。ユーザ定義受付定義画面の設定項目については,「1.2.5(2) 受付種別「TP1/RPC受付」,「FTP受付」,「HTTP受付」,「Message Queue受付」,「ファイルイベント受付」,「Kafka受付」,「カスタム受付」の場合」を参照してください。

(3) ファイルの格納先

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-reception\http\config\templates\cscurecphttp_selection.properties
注意事項

ここに格納されているファイルはテンプレートファイルです。HTTP受付サービス選択定義ファイルを編集する場合は,ユーザ定義受付(呼出先選択)であるHTTP受付の追加時にユーザ定義受付定義画面(詳細)で[独自定義ファイル]の[編集]ボタンをクリックし,定義ファイルの内容を修正してください。

(4) 設定できるプロパティ

<HTTPメソッド名>[,<ホスト名>]

HTTP受付から呼び出すビジネスプロセスの条件として,HTTPメソッド,またはHTTPメソッドおよびホストを指定します。

ホスト名の指定は,大文字小文字を区別します。

<ビジネスプロセス名>

HTTP受付から呼び出すビジネスプロセスの名称を指定します。

(5) 記述例

記述例を次に示します。

HTTPメソッドおよびホストをキーとして設定する場合
PUT,GyoumuKanri.hitachi.co.jp=BP1
DELETE,GyoumuKanri.hitachi.co.jp=BP2
GET,GyoumuKanri.hitachi.co.jp=BP3
HTTPメソッドをキーとして設定する場合
PUT=BP1
DELETE=BP2
GET=BP3

(6) 注意事項