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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


cscjson2xsd(JSON形式データからXSDファイルへの変換)

〈このページの構成〉

形式

cscjson2xsd -in {<JSONファイルパス>
               |<JSONファイルを格納したディレクトリのパス>}
            -out <XSDファイルパス>
           [-f <JSON-XML変換定義ファイルのパス>]

機能

JSON形式データからXSDファイルを生成します。

このコマンドは,次の場所に格納されています。

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSCTE\bin

コマンドを実行する場合は,この場所まで移動するかパスを指定してください。

引数

-in {<JSONファイルパス>|<JSONファイルを格納したディレクトリのパス>}

JSONファイル(拡張子「.json」)の格納場所を絶対パスまたは相対パスで指定します。相対パスの場合,カレントディレクトリをパスの起点とします。次のどちらかの方法で指定します。

  • JSONファイルのパス

    入力するJSONファイルのパスを指定します。

  • JSONファイルを格納したディレクトリのパス

    入力するJSONファイルを格納したディレクトリのパスを指定します。

    指定したディレクトリ直下にあるすべてのJSONファイルが入力対象となります。指定したディレクトリ直下にJSONファイルが1つも存在しない場合は,エラーとなります。

-out <XSDファイルパス>

出力するXSDファイル(拡張子「.xsd」)のパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。相対パスの場合,カレントディレクトリをパスの起点とします。

指定されたディレクトリが存在しない場合は,ディレクトリを生成してファイルを出力します。すでに同名のファイルがある場合はファイルを上書きします。

-f <JSON-XML変換定義ファイルのパス> 〜<<<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSCTE\config\tools\json\csc_json_converter.properties>>

JSON形式データとXML形式データとの変換動作が指定されたJSON-XML変換定義ファイルのパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。相対パスの場合,カレントディレクトリをパスの起点とします。

JSON-XML変換定義ファイルを適用するには,次の2とおりの方法があります。

  • 引数-fで,任意のJSON-XML変換定義ファイルを指定する方法

    任意のファイル名のJSON-XML変換定義ファイルを指定できます。

  • 引数-fを指定しないで,所定のファイルを自動的に読み込ませる方法

    引数-fの指定を省略すると,次に示すファイルが読み込まれます。事前にJSON-XML変換定義ファイルを次に示すファイル名で格納しておく必要があります。ファイル内容は編集することもできます。

    <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSCTE\config\tools\json\csc_json_converter.properties

    このファイルが存在しない場合は,JSON-XML変換ライブラリのデフォルト値で動作します。JSON-XML変換ライブラリについては,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「12.2 JSON-XML変換APIを使用したデータの形式変換」を参照してください。

JSON-XML変換定義ファイル

JSON形式データとXML形式データとの変換動作をJavaのプロパティファイル形式で列記したファイルです。使用できる文字コードはUTF-8だけです。このファイルは,cscjson2xsdコマンドとcscjsonxmlconvコマンドの両方で指定できます。

テンプレートファイルを次に示します。編集後,引数-fを指定する場合は任意のファイル名で格納してください。

<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\msg\templates\csc_json_converter.properties

JSON-XML変換定義ファイルの定義方法については,「3.15.1 JSON-XML変換定義ファイル」を参照してください。

戻り値

戻り値

意味

0

正常終了しました。

1

異常終了しました。

9

実行権限のチェックエラーが発生しました。

注意事項